【写真で比較】コンバースCT70の見分け方!本物と偽物の違い7選

【写真で比較】コンバースCT70の見分け方!本物と偽物の違い7選

コンバースCT70の本物と偽物は、ヒールパッチの「三つ星」やインソールのロゴデザインで見分けられます。

この記事では、写真付きでCT70の見分け方を7つのチェックポイントに沿って詳しく解説します。

日本製オールスターとの具体的な違いや、失敗しないためのサイズ感の選び方も一目で分かります。

なぜ日本で公式に販売されていないのか、どこで買えば安心なのかという疑問にもお答えします。

これを読めば、もう偽物を買う心配なく、本物のCT70を手に入れることができます。

目次

コンバースCT70の見分け方を写真付きで完全解説します

偽物を買わないための7つのチェックポイント一覧

コンバースCT70の本物と偽物を見分けるには、いくつかの明確なチェックポイントがあります。

購入後に後悔しないために、まずは全体像を把握しましょう。

ここでは、偽物を買わないために最低限確認したい7つのポイントを一覧で紹介します。

  1. ヒールパッチのデザイン:黒地に三つの星があるか
  2. タン(ベロ)の仕様:厚みがあり、裏に「プレイヤーズネーム」があるか
  3. インソールのロゴとクッション性:囲みロゴがあり、履き心地が良いか
  4. 全体のシルエット:つま先がシャープでヴィンテージ感があるか
  5. サイドステッチ:つま先の横に補強ステッチがあるか
  6. シューレース(靴紐):太めのコットン100%素材か
  7. 外箱(ボックス)の表記:赤いボックスに正しい品番シールが貼られているか

これらのポイントは、CT70が1970年代のチャックテイラーのディテールを忠実に再現しているからこその特徴です。

日本の現行モデルとは多くの点で異なっています。

特に、ヒールパッチとインソール、シルエットは真贋を見分ける上で非常に重要な手がかりとなります。

これから各ポイントを詳しく解説していくので、写真などと見比べながら確認してみてくださいね。

日本製オールスターと何が違う?一目で分かる比較表

CT70と日本のコンバース(オールスター)は、似ているようで全くの別物です。

どこがどう違うのかを具体的に知ることが、見分け方の第一歩になります。

ここでは、CT70と日本製オールスターの主な違いを、分かりやすく表にまとめました。

比較ポイントコンバース CT70日本製オールスター
ヒールパッチ黒い背景に三つ星デザイン(三つ星)白い背景に「ALL★STAR」のロゴ
インソール囲みロゴ、クッション性の高いインソールシンプルなロゴ、標準的なインソール
タン(ベロ)厚みがあり、ふかふかしている薄く、シンプルな作り
シルエットつま先が小さくシャープつま先がやや丸く大きい
サイドステッチあり(つま先横の補強ステッチ)なし
シューレース太めの綿(コットン)素材やや細めのポリエステル素材
販売国アメリカのコンバース社が企画(日本未発売)日本のコンバースジャパンが企画

このように並べてみると、デザインから素材、作りのコンセプトまで、多くの点で違いがあることが分かります。

CT70は1970年代のヴィンテージモデルを復刻しているため、全体的にクラシックで重厚な作りになっているのが特徴です。

一方で、日本製オールスターは現代のファッションに合わせやすい、すっきりとしたデザインと言えるでしょう。

これらの違いを知っておくだけで、偽物や別モデルを誤って購入するリスクをぐっと減らせますよ。

最重要ポイント!ヒールパッチの「三つ星」デザイン

CT70をCT70たらしめる最大の特徴は、かかと部分にある「ヒールパッチ」のデザインです。

本物を見分ける上で、ここは絶対に外せない最重要ポイントになります。

CT70のヒールパッチは、黒い背景に「CONVERSE ALL STAR CHUCK TAYLOR」の文字と、その下に三つの星が描かれているのが正規のデザインです。

このデザインは、1970年代当時のチャックテイラーに使われていたものを忠実に再現したもので、「三つ星(みつぼし)」と呼ばれ親しまれています。

偽物との見分け方

偽物の場合、このヒールパッチの作りが非常に雑なことが多いです。

例えば、星の形がいびつだったり、プリントがかすれていたり、文字のフォントが本物と微妙に異なっていたりします。

また、そもそもデザインが全く違う偽物も存在します。

日本の現行オールスターは白いヒールパッチなので、まずここの色とデザインを確認するのが基本です。

購入を検討している商品の写真を見るときは、必ずかかと部分が鮮明に写っているかを確認してください。

もしヒールパッチの写真が不明瞭だったり、意図的に隠されているように感じたら、その商品は避けた方が賢明かもしれません。

本物の上質なCT70は、このパッチ部分も立体感があり、とても美しい作りをしています。

タン(ベロ)の厚みとプレイヤーズネームの有無

次に見るべきポイントは、靴紐の下にある「タン(ベロ)」と呼ばれる部分です。

CT70のタンは、日本の現行オールスターと比べて明らかに厚みがあり、ふかふかしています。

これは履き心地を向上させるための仕様で、実際に足を入れてみると、その違いをはっきりと感じられるはずです。

このクッション性のあるタンが、足の甲を優しくホールドしてくれます。

プレイヤーズネームの存在

さらに重要なのが、タンの裏側です。

CT70のタンの裏側には、「PLAYER’S NAME」と書かれたプリントがあります。

これは、かつてバスケットボール選手たちが自分の靴を間違えないように名前を書いていた名残を再現した、ヴィンテージライクなディテールなんです。

偽物にはこのプリントがなかったり、あっても文字のフォントがおかしかったりすることがよくあります。

また、本物はここに名前を書き込めるようになっていますが、偽物はただプリントされているだけで、生地の質感が違うことも。

日本のオールスターには、このプレイヤーズネームのプリントはありません。

ヒールパッチと合わせて、このタンの厚みと裏側のサイン欄の有無を確認することで、より確実に見分けることができますよ。

インソールのロゴデザインとクッション性の違い

履き心地に直結する「インソール(中敷き)」も、CT70と他のモデルを見分けるための大切なポイントです。

まず注目したいのは、インソールのロゴデザイン。

CT70のインソールには、「Converse」のロゴが四角い線で囲まれた、通称「囲みロゴ」がプリントされています。

このデザインも、70年代のヴィンテージモデルを踏襲したものです。

一方、日本の現行モデルのロゴは囲まれていないシンプルなデザインなので、一目で違いが分かります。

履き心地を左右するクッション性

見た目だけでなく、機能面でも大きな違いがあります。

CT70には、高いクッション性を誇る「OrthoLite(オーソライト)社」のインソールが採用されていることが多いです。

このインソールのおかげで、クラシックな見た目とは裏腹に、現代的な快適な履き心地を実現しています。

実際に手で押してみると、日本のオールスターのインソールよりも明らかに厚みと弾力があるのが分かるはずです。

偽物の場合、インソールのロゴがにじんでいたり、デザインが異なったりするだけでなく、ペラペラでクッション性が全くないことがほとんど。

見た目と機能の両面からインソールをチェックすることで、真贋を見極める精度がさらに高まります。

ヴィンテージ感を醸し出すシャープなシルエット

細かなディテールだけでなく、スニーカー全体の「シルエット(形)」も、CT70を見分ける上で非常に重要な要素です。

CT70は、1970年代の木型(ラスト)を再現しているため、日本の現行オールスターと比べて全体的にシャープで美しいフォルムをしています。

特に違いが分かりやすいのが、つま先の部分です。

小さなトゥキャップとサイドステッチ

CT70のつま先は、ラバー部分(トゥキャップ)が小さく、少し反り上がったようなヴィンテージ感のあるデザインになっています。

これにより、足元がすっきりとスマートに見えるんです。

また、トゥキャップの光沢が強く、少し黄みがかった色味をしているのも特徴の一つ。

さらに、つま先のすぐ横、親指の付け根あたりに注目してください。

ここには、アッパー(布地)を補強するための「サイドステッチ」と呼ばれる半円状のステッチが入っています。

これも当時のディテールを再現したもので、日本のオールスターにはない、CT70ならではの特徴と言えます。

偽物はこのシルエットが再現しきれておらず、つま先が丸く大きかったり、サイドステッチがなかったり、あっても形がいびつだったりします。

全体の雰囲気からヴィンテージ感が感じられるかどうかも、見分けるための大きなヒントになりますよ。

意外と見落としがちな外箱(ボックス)の仕様

スニーカー本体だけでなく、それが入っている「外箱(ボックス)」も、本物か偽物かを見分けるための重要な手がかりになります。

特にオンラインで買う場合、箱が付属しているかは必ず確認したいポイントです。

本物のCT70は、主に赤みがかったオレンジ色の、ヴィンテージ感あふれるデザインの箱に入っています。

この箱のデザインは時期によって多少の変更はありますが、現行モデルは基本的にこの赤い箱が使われることが多いです。

偽物は、全く違うデザインの箱に入っていたり、そもそも箱が付属していなかったりするケースが少なくありません。

品番やサイズが記載されたシールを確認

箱のデザインと合わせて、必ずチェックしたいのが側面に貼られている白いシールです。

このシールには、モデル名、品番、色、サイズ、バーコードなどが記載されています。

本物の場合、このシールの印字はクリアで、記載されている情報と中身のスニーカーが一致しています。

偽物だと、シールのフォントがおかしかったり、印字がかすれていたり、箱の品番と中身が違っていたりすることがあります。

また、箱自体の作りも、本物はしっかりしていますが、偽物は角が潰れやすかったり、紙が薄かったりと、どこか安っぽいことが多いです。

スニーカー本体と合わせて箱の状態もしっかり確認することで、偽物を掴んでしまうリスクをさらに減らすことができます。

コンバースCT70の見分け方を知って賢く購入する方法

CT70のサイズ感は日本のモデルとどう違う?

CT70のサイズ感は、日本のコンバース(オールスター)よりも少し大きめに作られています。

具体的には、0.5cmから1cmほど大きいと感じる方が多いようです。

そのため、普段履いている日本のオールスターと同じサイズを選ぶと、かかとが浮いたり、中で足が動いてしまったりする可能性があります。

おすすめのサイズ選び

もし日本のオールスターで24.0cmを履いているなら、CT70ではハーフサイズ下の23.5cm(US 5)か、思い切ってワンサイズ下の23.0cm(US 4.5)を選ぶのがおすすめです。

足の幅が広い方や、厚手の靴下を履くことが多い方はハーフサイズダウン、足幅が狭い方やジャストサイズで履きたい方はワンサイズダウンを基準に考えると失敗が少ないでしょう。

CT70はつま先がシャープな作りですが、横幅には比較的ゆとりがあるのも特徴です。

オンラインで購入する際の注意点

通販サイトなどで購入する際は、サイズ交換が可能かどうかを事前に確認しておくと安心です。

また、サイトに掲載されているレビューを参考に、実際に購入した人がどのようなサイズ感だったかをチェックするのも非常に役立ちます。

「普段〇cmで、CT70は△cmがぴったりでした」といった具体的な口コミは、とても良い判断材料になりますよ。

信頼できる購入方法と避けるべき販売店の特徴

CT70の本物を安心して手に入れるには、どこで買うかが非常に重要です。

信頼できる購入先は、実績のあるセレクトショップや、評判の良い並行輸入サイトです。

実店舗を持つセレクトショップなら、実際に商品を手に取って確認できるのが最大のメリット。

オンラインで購入する場合は、長年の販売実績があるか、購入者のレビューは豊富か、といった点を確認しましょう。

避けるべき販売店のチェックリスト

一方で、残念ながら偽物を販売しているお店も存在します。

以下のような特徴を持つ販売店には、特に注意が必要です。

  • 価格が相場より極端に安い(1万円以下など)
  • サイトの日本語が不自然、または誤字脱字が多い
  • 支払い方法が銀行振込しか選べない
  • 販売者の情報(住所や電話番号)がどこにも記載されていない
  • 「正規品」「本物保証」といった言葉をやたらと強調している

これらの項目に複数当てはまる場合は、偽物である可能性が高いと考え、購入を避けるのが賢明です。

「安さ」には必ず理由がある、ということを忘れないでくださいね。

相場より安すぎる値段設定に注意する理由

もし相場よりも明らかに安すぎる価格で販売されているCT70を見つけたら、それは偽物を疑うべきサインです。

CT70は日本で正規販売されていないため、海外から輸入する必要があります。

そのため、海外での販売価格に加えて、国際送料や関税といった輸入コストが上乗せされるのが普通です。

これを考えると、日本の一般的なオールスターと同じか、それよりも安い価格で販売されることはまずあり得ません。

CT70の適正な価格帯とは

モデルや色、購入するお店によって多少の変動はありますが、本物のCT70は日本国内では大体15,000円から25,000円前後で販売されていることが多いです。

限定モデルなど希少なものでは、さらに高くなることもあります。

この価格帯を大きく下回るような、例えば1万円を切るような値段がつけられていたら、それは偽物の可能性が非常に高いと判断すべきです。

偽物は、低品質な材料を使い、粗悪な環境で作られているため、安く販売することができてしまいます。

魅力的な価格に思えても、安易に飛びつかない冷静さを持つことが大切です。

そもそもチャックテイラーとは?その定義を解説

「チャックテイラー」という名前はよく聞くけれど、そもそも何なのかよく分からない、という方もいるかもしれませんね。

簡単に言うと、「チャックテイラー」とは、コンバースの超定番スニーカー「オールスター」の別名であり、その原点となったモデルのことです。

もともと「オールスター」は1917年にバスケットボールシューズとして誕生しました。

その普及に大きく貢献したのが、当時のスターバスケットボールプレイヤーであったチャック・テイラー氏です。

彼の功績を称え、1946年からアンクルパッチ(くるぶしの丸いロゴ)に彼のサインが記されるようになり、「チャックテイラー」の愛称で親しまれるようになったのです。

CT70の位置づけ

そして、私たちが今探している「CT70」は、そのチャックテイラーが最も輝いていた1970年代当時の仕様を、細部に至るまで忠実に復刻したスペシャルなモデルを指します。

「CT」はチャックテイラーの略、「70」は1970年代を意味しています。

つまり、ただのオールスターではなく、歴史とこだわりが詰まった、特別な一足というわけですね。

シュータン裏のサイズ表記タグから分かること

シュータン(ベロ)の裏側に縫い付けられているサイズ表記のタグは、そのCT70の素性を知るための重要な情報源です。

本物のタグは、印字がくっきりと鮮明で、縫製も丁寧です。

このタグを見れば、US、UK、EUR、CMといった各国のサイズ表記や、生産国(ベトナムや中国など)、そしてモデル固有の製品番号(例:162058C)が分かります。

偽物タグとの比較

偽物の場合、このタグの作りが非常に雑なことが多いです。

例えば、文字のフォントが本物と違ったり、印字がにじんで不鮮明だったりします。

また、縫い付けが曲がっていたり、すぐに剥がれてしまいそうなほど作りが甘かったりするのも特徴です。

最近のモデルにはQRコードが印字されていることもありますが、偽物だとそのQRコードが読み取れなかったり、全く関係のないサイトに飛んだりすることも。

プレイヤーズネーム欄の下にあるこのサイズタグをしっかり確認することは、偽物を見抜くための確実な方法の一つです。

なぜ日本で公式販売されていない?その理由

CT70がこれほど人気なのに、なぜ日本のABCマートや普通の靴屋さんで売っていないのか、不思議に思いませんか?

その理由は、日本の「コンバース」と、海外の「コンバース」が、実は全く別の会社によって運営されているからなんです。

少し複雑な話になりますが、もともとアメリカのブランドだったコンバース社は、2001年に一度倒産してしまいました。

その際、日本のコンバースの商標権は日本の商社(伊藤忠商事)が取得し、「コンバースジャパン」という会社を設立。

一方で、アメリカ本国やその他の国での権利は、スポーツ用品大手の「NIKE(ナイキ)」が買収しました。

商標権の壁

この結果、日本では「コンバースジャパン」が企画・販売する商品しか正規ルートで売ることができなくなりました。

そして、CT70はNIKE傘下のアメリカのコンバース社が企画している商品です。

そのため、商標権の問題で、日本では公式に販売することができない、というわけなのです。

この「大人の事情」があるからこそ、私たちは並行輸入品などを探して手に入れる必要があるのですね。

安心して本物を購入できる場所はどこ?

CT70の本物を、安心して確実に手に入れたい。

そう考えたときに最もおすすめなのは、「信頼できるセレクトショップ」か「実績のある並行輸入サイト」で購入することです。

実際に商品を見て、試着して決めたいという方は、並行輸入品を扱っている実店舗のあるセレクトショップに行くのが一番です。

スタッフの方に相談しながら、サイズ感などを確かめられるのが大きなメリットになります。

信頼できるオンラインストアの見つけ方

オンラインでの購入を考えている場合は、以下の点をチェックしてお店の信頼性を判断しましょう。

  • 長年の運営実績があるか
  • 購入者からの良いレビューや口コミが豊富にあるか
  • 商品の写真が鮮明で、様々な角度から撮影されているか
  • 返品や交換に関するポリシーが明確に記載されているか

古くからスニーカーファンに支持されているような専門サイトや、実店舗も構えているお店のオンラインストアは、安心して利用できる可能性が高いです。

フリマアプリなどは手軽ですが、個人間の取引になるため偽物であるリスクも高まります。

少し値段が高くても、信頼できるお店を選ぶことが、結果的に満足のいく買い物に繋がりますよ。

コンバースct70の見分け方まとめ

  • CT70の見分け方は、ヒールパッチの黒い「三つ星」デザインが最も重要なポイントです。
  • インソールの囲みロゴや、ふかふかのタン裏にあるプレイヤーズネームも本物の証拠です。
  • 偽物は全体のシルエットが異なり、日本のオールスターとも多くの違いがあります。
  • サイズ感は日本製より大きめのため、ハーフからワンサイズダウンが推奨されます。
  • チャックテイラーの歴史を知ることで、CT70のヴィンテージな魅力がより理解できます。
  • 日本で公式販売されていないため、信頼できる並行輸入店やセレクトショップでの購入が基本です。
  • 相場より極端に安い値段のものは偽物の可能性が高いため、注意深く見極める必要があります。
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