軽快なランニングや普段履きには「クリフトン」、足を守るクッション性を重視するウォーキングには「ボンダイ」がおすすめです。
ホカオネオネの二大人気モデル、クリフトンとボンダイは、似ているようで全く特徴が異なります。
この記事では、クッション性や重さ、価格など6つの視点から両モデルの違いを比較します。
さらに、ランニングや立ち仕事、普段のファッションといった利用シーン別に最適なモデルを提案します。
これを読めば、あなたにぴったりの一足がどちらなのか、はっきりと分かります。
ホカオネオネのクリフトンとボンダイはどっちを選べばいい?6つの違いで徹底比較

- まずは一目でわかるスペック比較表
- マシュマロのようなクッション性の違いは?
- 重さの違いと走りに与える影響
- 安定感やフィット感の比較
- 見た目のボリューム感とデザインの違い
- 価格とコストパフォーマンスの比較
まずは一目でわかるスペック比較表
クリフトンとボンダイ、どっちを選ぶか考えるなら、まずは基本的なスペックを表で比べてみるのが一番わかりやすいですよ。
細かい説明の前に、まずはこの表で2つのモデルの全体像をサクッと掴んでみてくださいね。
ここでは、現在主に販売されている「クリフトン9」と「ボンダイ8」の情報を中心に比較してみます。
項目 | クリフトン9 | ボンダイ8 |
価格(税込) | 19,800円 | 23,100円 |
重さ(片足) | 約205g(24.0cm) | 約252g(24.0cm) |
ソールの厚さ | かかと:38mm / つま先:33mm | かかと:37mm / つま先:33mm |
ドロップ | 5mm | 4mm |
おすすめの用途 | ランニング、ジョギング、普段履き | ウォーキング、立ち仕事、リカバリー |
特徴 | 軽さとクッションのバランスが良い | 最大級のクッション性で足を守る |
こうして見ると、数字だけでも違いがはっきりしますよね。
特に注目したいのは「重さ」と「価格」です。
クリフトンの方が約50gも軽くて、価格も3,000円以上お手頃なんです。
一方で、ボンダイはホカオネオネの中でもトップクラスのクッション性を誇るモデルとして知られています。
ソールの厚さ自体は最新モデルではあまり差がなくなってきましたが、構造が違うため履き心地は全く異なります。
次の項目から、これらの違いが実際の履き心地や使い勝手にどう影響するのかを、もっと詳しく解説していきますね。
マシュマロのようなクッション性の違いは?
ホカオネオネといえば、やっぱり「マシュマロ」と例えられるふわふわのクッション性が一番の魅力ですよね。
クリフトンとボンダイは、どちらもその魅力を存分に味わえるモデルですが、クッションの「質」にははっきりとした違いがあるんです。
ボンダイのクッション性:とにかく足を守りたいあなたへ
ボンダイは、ホカオネオネのラインナップの中でも「最もクッション性が高いモデル」として有名です。
その履き心地は、まるで雲の上や分厚いマットレスの上を歩いているような感覚。[2]
着地したときの衝撃を最大限に吸収してくれるので、足や膝への負担を極限まで減らしたい、という方には本当におすすめです。
長時間歩いたり、立ちっぱなしだったりするお仕事の日でも、ボンダイなら夕方の足の疲れ方が全然違いますよ。
足をとことん甘やかしたい、優しく守ってほしい、という願いを叶えてくれるのがボンダイなんです。
クリフトンのクッション性:軽快さも欲しいあなたへ
一方のクリフトンは、「クッション性と軽さのバランス」が絶妙なモデルです。
ボンダイほどの極厚なクッションではありませんが、それでも十分すぎるほどのふわふわ感を体感できます。
ボンダイとの大きな違いは、ただ柔らかいだけでなく、程よい反発性も感じられる点。
この反発性が、着地から次の一歩へのスムーズな体重移動をサポートしてくれるので、自然と足が前に進むような軽快な走り心地を実現してくれるんです。
クッション性も欲しいけど、走ったり歩いたりするときの軽やかさも譲れない、という欲張りなあなたにピッタリなのがクリフトンといえるでしょう。
重さの違いと走りに与える影響
軽さを重視して選びたいなら、迷わずクリフトンをおすすめします。
クリフトン9とボンダイ8を比べてみると、レディースモデル(24.0cm)で約47g、メンズモデルでは約60gもクリフトンの方が軽いんです。
この数十グラムの違いが、実際に履いてみると驚くほど大きな差に感じられるんですよ。
クリフトンの軽さがもたらすメリット
クリフトンの一番のメリットは、その軽さからくる足運びのスムーズさです。
特にランニングや長時間のウォーキングでは、シューズが軽いと足の疲れ方が全く違ってきます。
軽快にテンポよく走りたい時や、一日中歩き回る旅行の時など、軽さが大きなアドバンテージになります。
まるで足の一部になったかのような感覚で、どこまでも走っていけそうな気分にさせてくれるのがクリフトンの魅力ですね。
ボンダイの重さはデメリットだけじゃない?
ボンダイが重いと言っても、それはクリフトンと比べた場合の話。
一般的なスニーカーと比べれば、あのボリューム感からは想像できないほど軽いんです。
そして、その重さにはしっかりとした理由があります。
ボンダイの重さは、主に極厚のクッションと、安定感を高めるためのしっかりとしたソール構造からきています。
この重さが、着地した時のブレをなくし、どっしりとした安定感につながっているんですね。
スピードを求める場面ではクリフトンに軍配が上がりますが、ゆっくりとしたペースで足を守りながら走りたい時や、安定した歩行をしたい時には、ボンダイの適度な重みがむしろ安心感を与えてくれますよ。
安定感やフィット感の比較
シューズ選びでは、クッション性や重さと同じくらい、自分の足にしっかり合うかどうかが大切ですよね。
安定感やフィット感という点でも、クリフトンとボンダイにはそれぞれ違った特徴があります。
ボンダイのどっしりとした安定感
安定感を最優先するなら、ボンダイがおすすめです。
ボンダイはクリフトンに比べて、靴底の幅が広く設計されています。
地面に接する面積が広いので、着地した時に足がグラつきにくく、まるで船に乗っているような、どっしりとした安心感が得られるんです。
特に、少し足元が不安な方や、長時間の立ち仕事で重心がブレやすい方にとっては、この安定感が心強い味方になってくれます。
足幅が広めの方も、ボンダイのゆったりとした作りは快適に感じることが多いですよ。
クリフトンのすっきりとしたフィット感
クリフトンは、ボンダイと比べると全体的にシャープな作りになっています。
そのため、足を入れた時にキュッとフィットするような、一体感のある履き心地を感じられるのが特徴です。
このフィット感が、走っている時の足のブレを抑えてくれて、スムーズな走り心地につながっています。
標準的な足幅の方や、少しスリムな足の形の方には、クリフトンのフィット感が心地よく感じられるでしょう。
もし「クリフトンに興味があるけど、少し足幅が広くて心配…」という方でも大丈夫。
クリフトンには「ワイドモデル」という幅広のタイプも用意されているので、そちらを試してみるのがおすすめですよ。
見た目のボリューム感とデザインの違い
機能性はもちろん大事だけど、せっかくなら見た目がおしゃれなシューズを選びたいですよね。
クリフトンとボンダイは、デザインの方向性がかなり違うので、ご自身のファッションの好みに合わせて選ぶのも楽しいですよ。
ファッションアイテムとしても人気のボンダイ
ボンダイは、ぽってりとしたボリュームのあるシルエットが最大の特徴です。
この存在感のあるデザインが、最近トレンドの「ダッドスニーカー」のような雰囲気で、ファッション好きの人たちから高い人気を集めています。
シンプルな服装に合わせるだけで、足元がおしゃれなアクセントになってくれるんです。
特に、スカートやワンピースといったフェミニンなアイテムに、あえてボンダイを合わせる「ハズしコーデ」はとっても可愛いですよ。
ランニングやウォーキングだけでなく、普段のコーディネートの主役として活躍させたいなら、ボンダイがおすすめです。
どんな服装にも合わせやすいクリフトン
一方のクリフトンは、ボンダイに比べるとすっきりとしていて、シャープな印象です。
スポーティーでありながらも洗練されたデザインなので、どんな服装にも合わせやすいのが魅力ですね。
ランニングウェアはもちろん、デニムやきれいめのパンツスタイル、カジュアルなスカートコーデまで、幅広く対応してくれます。
主張しすぎないデザインなので、いかにも「ランニングシューズ履いてます!」という感じにならないのも嬉しいポイント。
お仕事用のスニーカーとして使いたい方や、一足で色々なシーンに対応できる万能シューズを探している方には、クリフトンがぴったりです。
価格とコストパフォーマンスの比較
毎日使うものだからこそ、お値段やコストパフォーマンスも気になるところですよね。
クリフトンとボンダイでは、定価で4,400円の価格差があります。
どちらも決して安い買い物ではありませんが、それぞれの価格には納得の理由があるんです。
初期投資を抑えたいならクリフトン
まず、少しでも価格を抑えたいという方には、クリフトンがおすすめです。
最新モデルで比較すると、クリフトン10が19,800円(税込)、ボンダイ9が24,200円(税込)となっています。
この価格差は大きいですよね。
クリフトンは、ホカオネオネの入門モデルとしてもよく選ばれる一足。
ランニングから普段履きまでこなせる高い汎用性を考えると、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルだと言えます。
「まずはホカの履き心地を試してみたい」という方にとって、クリフトンは間違いのない選択肢になるでしょう。
価格以上の価値があるボンダイ
ボンダイはクリフトンよりも高価ですが、その価格にはホカオネオネが持つ技術の粋が詰まっています。
あの唯一無二の、最大級のクッション性を手に入れられると考えれば、十分にその価値はあると感じる方が多いようです。
特に、足や膝に悩みがあったり、長時間の立ち仕事で疲れに困っていたりする方にとっては、ボンダイがもたらしてくれる快適さは、価格以上のものになるかもしれません。
毎日を快適に過ごすための「自分への投資」として考えれば、ボンダイは決して高すぎるとは言えないでしょう。
ご自身の予算と、どちらの機能により魅力を感じるかを考えて、ベストな一足を選んでみてくださいね。
ホカオネオネのクリフトンとボンダイはどっちが最適?利用シーン別に詳しく解説

- 毎日のランニングやジョギングにおすすめなのは?
- 長時間のウォーキングや立ち仕事に向いているモデルは?
- 普段履きでおしゃれに見えるコーデのポイント
- 失敗しないサイズ感の選び方とワイドモデルの有無
- 実際に履いている人のリアルな口コミと評判
- 各モデルの寿命と買い替え時期の目安
- 最新モデル「クリフトン9」と「ボンダイ8」の具体的な違い
- レディースとメンズモデルで選ぶ際の違いと注意点
毎日のランニングやジョギングにおすすめなのは?
毎日のランニングやジョギングを楽しむなら、軽さと反発性のバランスが良いクリフトンが断然おすすめです。
もちろんボンダイでも走れますが、より快適に、軽快なペースで走りたいならクリフトンを選んで間違いありません。
なぜクリフトンがランニングに向いているの?
クリフトンがランニングにおすすめな理由は、主に3つあります。
- 軽さ:シューズが軽いと足の振り出しがスムーズになり、少ない力で前に進めます。長距離を走っても疲れにくいのは、この軽さのおかげなんです。
- 程よい反発性:ただ柔らかいだけでなく、地面を蹴った力を推進力に変えてくれる「反発性」があります。このおかげで、テンポよくリズミカルな走り心地が生まれます。
- バランスの良さ:十分なクッションで足を守りつつ、走りやすさも両立しているのがクリフトンのすごいところ。まさに「毎日履けるランニングシューズ」の代表格といえるでしょう。
こんなランナーにクリフトンはピッタリ!
- これからランニングを始めたい初心者の方
- ダイエットや健康維持のために楽しく走りたい方
- フルマラソンでサブ4〜サブ5を目指す市民ランナーの方
- 日々のジョギングで足への負担を減らしたい方
クリフトンは、走る楽しさを教えてくれるようなシューズです。
一方で、ボンダイはリカバリージョグ、つまり疲れた足を回復させるためのゆっくりとしたジョギングにはとても向いています。
普段はクリフトンで走り、特に足が疲れている日にはボンダイで優しく走る、といった使い分けができると最高ですね。
長時間のウォーキングや立ち仕事に向いているモデルは?
長時間のウォーキングや、一日中立ちっぱなしのお仕事で足の疲れに悩んでいるなら、迷わずボンダイを選んでください。
ボンダイが持つ最大級のクッション性が、あなたの足腰を優しく、そして力強くサポートしてくれますよ。
なぜボンダイがウォーキングや立ち仕事に最適なの?
ボンダイがこれらのシーンで絶大な支持を得ている理由は、その圧倒的な衝撃吸収能力にあります。
歩いたり立ったりするだけでも、私たちの足には体重の何倍もの負担がかかっているんです。
ボンダイの極厚ソールは、その衝撃をまるでマットレスのように吸収し、地面からの突き上げ感をほとんど感じさせません。
さらに、靴底が広くて安定感も抜群なので、長時間の立ち仕事で起こりがちな体のブレも抑えてくれます。
実際に、看護師さんや美容師さん、アパレルの販売員さんなど、立ち仕事のプロたちに愛用者が多いのも納得ですよね。
こんなシーンにボンダイはピッタリ!
- 通勤での長距離ウォーキング
- 休日のウィンドウショッピングや散策
- 旅行先で一日中歩き回るとき
- 接客業や工場勤務などの立ち仕事
- 足や膝に少し不安がある方の普段履き
もちろん、クリフトンもクッション性が高いのでウォーキングに適していますが、「足をとにかく守りたい」「疲れを極限まで減らしたい」という強いニーズがあるなら、ボンダイの安心感には敵いません。
一度ボンダイの快適さを知ってしまうと、もう他の靴には戻れないかもしれませんよ。
普段履きでおしゃれに見えるコーデのポイント
ホカオネオネは機能性だけでなく、デザイン性の高さも人気の秘密です。
クリフトンとボンダイ、それぞれの特徴を活かせば、普段のコーディネートがぐっとおしゃれになりますよ。
ボリューム感が可愛いボンダイのコーデ術
ぽってりとしたシルエットが魅力のボンダイは、コーディネートの主役になれる一足です。
このボリューム感を活かすのがおしゃれに見せるコツ。
- 細身のパンツと合わせる:スキニーパンツやテーパードパンツと合わせると、足元にボリュームが出てスタイルアップ効果が狙えます。メリハリのあるシルエットが完成しますよ。
- ロングスカートやワンピースに合わせる:きれいめなワンピースや、揺れるロングスカートにあえてボンダイを合わせるのが今っぽいスタイル。甘めのアイテムをカジュアルダウンさせて、こなれ感が出ます。
- シンプルな服装のアクセントに:Tシャツとデニムのようなシンプルな服装でも、ボンダイを履くだけで一気におしゃれ度がアップします。
すっきり万能なクリフトンのコーデ術
シャープな印象のクリフトンは、どんなスタイルにも馴染む万能選手です。
スポーティーになりすぎないように着こなすのがポイント。
- きれいめコーデに馴染ませる:スラックスやセンタープレスの入ったパンツなど、少しきれいめなアイテムと合わせると、大人カジュアルな雰囲気に。通勤スタイルにもぴったりです。
- ワントーンコーデでまとめる:洋服とシューズの色を合わせるワントーンコーデなら、洗練された印象になります。特にブラックやグレーのクリフトンは使いやすいですよ。
- アウトドアやアスレジャースタイルに:もちろん、ジョガーパンツやナイロンジャケットと合わせたスポーティーなスタイルとの相性は抜群。機能的でありながら、都会的な雰囲気に仕上がります。
失敗しないサイズ感の選び方とワイドモデルの有無
ホカオネオネのシューズは、アメリカのブランドなので、日本のブランドとは少しサイズ感が違うことがあります。
せっかく買ったのにサイズが合わなかった…なんてことにならないように、基本的な選び方を知っておきましょう。
基本は普段のサイズ選びでOK
基本的には、普段履いているスニーカーと同じサイズか、0.5cmアップで選ぶ方が多いようです。
ただし、ホカオネオネのモデルは全体的に少しタイトな作りのものが多いと言われています。
特に、足の横幅が広い方や、甲が高い方は、窮屈に感じてしまうかもしれません。
一番確実なのは、やはりお店で実際に試着してみることです。
試着する際は、普段よく履く靴下を持参して、必ず両足で履いて少し歩いてみるのがポイントですよ。
ワイドモデル(幅広タイプ)も検討しよう
「足幅が広くて、普通の靴だといつも小指が痛くなる…」という方のために、ホカオネオネには「ワイドモデル」が用意されています。
クリフトン、ボンダイともにワイドモデルの展開があるので、足幅に不安がある方はぜひ検討してみてください。
通常モデル(レギュラー)とワイドモデルでは、履き心地が全く違います。
ワイドモデルは、指先にゆとりが生まれて、長時間履いてもストレスを感じにくいのが特徴です。
オンラインストアで購入する際も、商品名に「WIDE」と記載されているかを確認してくださいね。
自分の足にぴったり合う一足を見つけることが、快適なホカオネオネライフの第一歩です。
実際に履いている人のリアルな口コミと評判
実際にクリフトンやボンダイを愛用している人たちの声は、シューズ選びのとても参考になりますよね。
ここでは、よく聞かれる良い口コミと、少し気になる点をまとめてみました。
クリフトンの口コミ・評判
- 「とにかく軽い!どこまでも走れそうな気分になります。」
- 「クッションと反発のバランスが絶妙で、足が自然と前に出ます。」
- 「ランニングだけでなく、普段履きでもデザインがおしゃれで使いやすい。」
- 「初めてのホカオネオネでしたが、評判通りの履き心地に感動しました。」
- 「ボンダイと比べると、クッションの柔らかさは少し控えめに感じる。」
- 「ソールの耐久性が少し心配。毎日履くと1年くらいで買い替えかも。」
ボンダイの口コミ・評判
- 「雲の上を歩いているみたい。長時間の立ち仕事でも足が全然疲れません。」
- 「膝への負担が劇的に減りました。もう他の靴は履けません。」
- 「ぽってりした見た目が可愛くて、ファッションアイテムとしても優秀。」
- 「安定感がすごい。歩いていて足がグラグラしないので安心です。」
- 「夏場は少し蒸れやすいかもしれません。」
- 「クリフトンに比べると重さがあるので、スピードを出して走るのには向かないかな。」
どちらのモデルも、その特徴をしっかり理解して履いている方が多く、満足度は非常に高いようです。
ご自身の使いたいシーンや、シューズに求めるものを想像しながら、これらの口コミを参考にしてみてくださいね。
各モデルの寿命と買い替え時期の目安
大切に履いていても、ランニングシューズには必ず寿命がきます。
見た目はまだ綺麗でも、クッション性能が落ちたシューズを履き続けると、怪我の原因にもなりかねません。
ここでは、買い替えを考えるべきサインについて解説します。
寿命を判断する3つのポイント
買い替えの目安は、主に「走行距離」「ソールの状態」「履き心地の変化」の3つで判断します。
- 走行距離の目安:一般的に、ランニングシューズの寿命は走行距離500km〜800km程度と言われています。毎日5km走る人なら、半年から9ヶ月くらいが目安になりますね。ウォーキングや普段履きがメインの場合は、もう少し長く使えることが多いです。
- ソールの状態をチェック:靴底を見て、かかとや母指球(親指の付け根)あたりのゴムがすり減って、ミッドソール(白いクッション部分)が見えていたら、それはもう買い替えのサインです。
- 履き心地の変化を感じたら:新品の頃に感じた、あのふわふわしたクッション性や反発性がなくなってきたな、と感じたら要注意。ミッドソールに深いシワが寄っているのも、素材がへたってきている証拠です。
少しでも長く使うためのコツ
お気に入りのシューズを少しでも長く使うためには、日々のちょっとしたケアが大切です。
- 複数のシューズを履き回す:毎日同じ靴を履くと、クッション素材が回復する時間がありません。できれば2〜3足をローテーションするのが理想です。
- 濡れたらしっかり乾かす:雨などで濡れたまま放置すると、素材の劣化を早めてしまいます。風通しの良い日陰でしっかり乾かしましょう。
シューズの状態をこまめにチェックする習慣をつけて、ベストなタイミングで新しい一足に買い替えるようにしてくださいね。
最新モデル「クリフトン9」と「ボンダイ8」の具体的な違い
クリフトンとボンダイは、どちらもバージョンアップを重ねて進化し続けています。
ここでは、現在主に販売されている「クリフトン9」と「ボンダイ8」が、前のモデルからどう変わったのか、そのポイントをご紹介します。
クリフトン9の進化ポイント
クリフトン9は、前モデルのクリフトン8と比べて、より「軽く、ソフトに」なりました。
- クッション性の向上:ミッドソールの素材を新しくし、厚みを3mmもアップさせました。これにより、さらに柔らかく、衝撃吸収性の高い履き心地になっています。
- 軽量化の実現:ソールが厚くなったにもかかわらず、アッパー(足の甲を覆う部分)の素材を見直すことで、クリフトン8よりも約4gの軽量化に成功しているんです。
- フィット感の改善:かかと周りのフィット感が向上し、より足とシューズの一体感が感じられるようになりました。
まとめると、クリフトン9は「シリーズ史上最高のクッション性と軽さを両立したモデル」と言えます。
ボンダイ8の進化ポイント
ボンダイ8は、シリーズの特徴である「極上のクッション性」はそのままに、「安定性」をさらに強化しました。
- ソールの形状変更:かかと部分のソールを後ろに広げることで、着地から蹴り出しまでの一連の動きが、よりスムーズで安定したものになりました。
- クッション素材のアップデート:より軽量で弾力性のある新しいフォーム素材を採用。ボンダイ7よりもさらにソフトな足あたりを実現しています。
- 履き口の快適性アップ:履き口周りにもふかふかのパッドを追加し、足首を優しく包み込むようなフィット感になっています。
ボンダイ8は、これまでのモデルの良さを引き継ぎつつ、より安定して、快適に歩き続けられるシューズへと進化を遂げたモデルです。
レディースとメンズモデルで選ぶ際の違いと注意点
クリフトンもボンダイも、レディースモデルとメンズモデルが用意されています。
基本的には同じデザインと機能ですが、選ぶ際にはいくつか知っておきたい違いと注意点があります。
大きな違いは「足幅」と「カラー展開」
レディースとメンズの最も大きな違いは、「足幅(ワイズ)」の設計です。
一般的に、男性の方が女性よりも足幅が広いため、メンズモデルの方がゆったりとした作りに、レディースモデルは少しスリムな作りになっています。
- メンズモデルの足幅:Dワイズ(標準)
- レディースモデルの足幅:Bワイズ(標準)
もしあなたが足幅の広い女性なら、あえてメンズモデルを選んでみるのも一つの方法です。
ただし、その場合はかかと周りが少し緩く感じてしまうこともあるので、必ず試着してフィット感を確かめてくださいね。
もう一つの違いは、カラーバリエーションです。
レディースモデルには、ピンクやパステルカラーといったフェミニンな色が、メンズモデルには、より落ち着いた色やビビッドな色が展開されることが多いです。
デザインの好みで、あえて違う性別のモデルを選ぶのも楽しいかもしれません。
サイズ選びの注意点
メンズモデルを選ぶ場合は、サイズ換算に注意が必要です。
同じ「24.0cm」でも、レディースの24.0cmとメンズの24.0cmでは、メンズの方が少し大きめに作られています。
レディースサイズで普段24.0cmを履いている方がメンズモデルを選ぶなら、23.5cmを試してみるなど、0.5cm〜1.0cm小さいサイズを選ぶのが一般的です。
最終的には、ご自身の足の形や好みのフィット感に合わせて選ぶことが一番大切ですよ。
ホカオネオネ クリフトン ボンダイ どっち まとめ
- 軽快な走り心地を求めるなら、軽さと反発性のバランスが良いクリフトンがおすすめです。
- 足腰への負担を最大限に減らしたいなら、ホカオネオネ随一のクッション性を誇るボンダイを選びましょう。
- 毎日のランニングやジョギングには、スムーズな足運びをサポートするクリフトンが最適です。
- 長時間のウォーキングや立ち仕事での疲労軽減には、安定感抜群のボンダイが活躍します。
- 普段履きでのコーディネートは、すっきりしたクリフトン、ボリューム感のあるボンダイで印象が変わります。
- 価格とコストパフォーマンスを比較すると、クリフトンの方がお手頃です。
- サイズ感で失敗しないためには、試着や足幅に合わせたワイドモデルの検討が重要です。