ハイカットスニーカーは、履き方のコツさえ掴めば決してダサくありません。
「足が短く見える」「子供っぽい」といった悩みは、コーデのバランスで簡単に解決できます。
この記事では、ハイカットがダサいと言われる理由から、男女別のおしゃれな履きこなし術まで分かりやすく紹介します。
あなたのハイカットスニーカーコーデが見違える、具体的なテクニックが満載です。
明日から自信を持ってハイカットスニーカーを履けるようになりますよ。
ハイカットスニーカーがダサいと言われる理由とNGコーデ

- ダサいと言われる3つの大きな理由
- 足が短く見える原因とスタイルアップ術
- やってはいけないメンズのNGコーデ例
- 女性が陥りがちなダサ見えする履き方
- 2025年現在のハイカットの流行
- ハイカットが似合わない人の特徴
ダサいと言われる3つの大きな理由
ハイカットスニーカーが「ダサい」と言われてしまうのには、主に3つの大きな理由があります。
その特徴的な形ゆえに、コーディネートのバランスが難しく感じられたり、少し古いイメージを持たれたりすることが原因のようです。
- 足が短く見えやすい
- 子供っぽい印象を与えがち
- 一昔前のファッションに見えることがある
これらのポイントを理解すれば、ダサく見えてしまう原因を避けることができますよ。
理由1:足が短く見えやすい
ハイカットスニーカーは、その名の通り足首まで覆うデザインが特徴です。
このデザインが、足首という体の中で一番細い部分を隠してしまうため、脚全体が寸胴に見えやすくなります。
特に、パンツと靴の色がバラバラだと、足のラインが途中で分断されたように見えてしまい、結果的に足が短く見えてしまうんです。
スタイルに自信がない方ほど、この点を気にして敬遠してしまう傾向がありますね。
理由2:子供っぽい印象を与えがち
ハイカットスニーカーには、どこか若々しくて元気なイメージがあります。
スケーターファッションやストリートカルチャーのアイコンでもあるため、大人の女性や男性が履くと、年齢に合っていない「若作り」な印象を与えてしまうことがあるんです。
特に、ポップな色使いのものや、キャラクターものなどを選んでしまうと、子供っぽさがより強調されてしまいます。
理由3:一昔前のファッションに見えることがある
ハイカットスニーカーと聞くと、90年代や2000年代初頭のB系ファッションや、少し前のストリートファッションを思い浮かべる人も少なくありません。
特に、太いデニムパンツの裾を、ハイカットスニーカーに無理やり詰め込むような履き方は、「あの頃の流行」というイメージが強いです。
今のトレンドに合わせた着こなしをしないと、コーディネート全体が古臭く見えてしまう危険性があります。
足が短く見える原因とスタイルアップ術
ハイカットスニーカーで足が短く見えてしまう最大の原因は、足首が隠れることで「脚の終わり」が実際より上に見えてしまうからです。
しかし、これはちょっとしたコツで簡単に解決できます。
ポイントは、ボトムスと靴の色を繋げて脚を長く見せることと、視線を上に集めることです。
原因:足首の「くびれ」が消えるから
私たちの目は、足首の細い部分を見ることで、そこから下が「足」だと認識しています。
ハイカットスニーカーはその一番細い部分を覆い隠してしまうため、スニーカーの履き口が脚の終点だと錯覚しやすくなるのです。
特に、ふくらはぎがしっかりしている方だと、より脚が太く短く見えてしまうことがあります。
解決策1:ボトムスと靴の色を同系色で統一
一番簡単で効果が高いのが、この方法です。
例えば、黒のスキニーパンツに黒のハイカットスニーカーを合わせると、パンツから靴までが一体化して見えます。
色の境界線がなくなることで、スニーカーの先端までが脚の長さだと錯覚させることができるんです。
ネイビーのデニムならネイビーのハイカット、といった具合に色を揃えるだけで、驚くほどスタイルが良く見えますよ。
解決策2:ハイウエストのボトムスを選ぶ
目線を上に持っていくことも、スタイルアップには非常に有効です。
ハイウエストのパンツやスカートを選べば、腰の位置が高く見え、おのずと脚が長く見えます。
トップスをインしてウエストマークを強調すると、さらに効果的です。
これなら、ボトムスと靴の色が違っていても、全体のバランスで脚長効果を狙えます。
やってはいけないメンズのNGコーデ例
ハイカットスニーカーは、合わせるパンツを間違えると一気にダサい印象になってしまいます。
特にメンズファッションでは、パンツの丈と太さがコーディネートの成否を分ける重要なポイントです。
ここでは、多くの人がやりがちな代表的なNGコーデを3つ紹介します。
- 中途半端な丈のパンツとの組み合わせ
- 太すぎるパンツの裾をかぶせる
- ショートパンツに中途半端な靴下
これらの例を反面教師にして、おしゃれな着こなしを目指しましょう。
NG例1:中途半端な丈のパンツとの組み合わせ
くるぶしが見えるか見えないか、といったクロップドパンツや半端丈のパンツは要注意です。
ハイカットの履き口とパンツの裾の間から、中途半端に肌や靴下が見えてしまうと、視線が分断されてしまい、非常にバランスが悪く見えます。
脚が短く見える原因の典型的なパターンなので、避けるのが無難です。
合わせるなら、フルレングスのパンツかすっきりと膝上丈のショートパンツを選びましょう。
NG例2:太すぎるパンツの裾をかぶせる
90年代のヒップホップスタイルのように、太いデニムやチノパンの裾をハイカットスニーカーに完全にかぶせてしまう履き方。
これは、今の時代にやると一気に古臭い印象を与えてしまいます。
せっかくのハイカットスニーカーのデザインが隠れてしまうだけでなく、足元に生地がたまってだらしなく見える原因にもなります。
太めのパンツを合わせたい場合は、裾をロールアップして足首を少し見せるなど、抜け感を作ることが大切です。
NG例3:ショートパンツに中途半端な靴下
夏場にやりがちなのが、ショートパンツとハイカットの組み合わせです。
このコーディネート自体は問題ないのですが、問題は靴下です。
スニーカーから中途半端に覗く短いソックスは、全体のバランスを崩し、子供っぽい印象を与えてしまいます。
ショートパンツに合わせるなら、いさぎよく素足(に見えるフットカバー)で履くか、逆におしゃれなデザインの長い靴下をクシュっとさせて見せるのが正解です。
女性が陥りがちなダサ見えする履き方
女性の場合、ハイカットスニーカーをフェミニンなアイテムと合わせることが多いですが、一歩間違えると野暮ったく見えてしまう危険性があります。
特に、ボトムスの丈感やボリュームのバランスが重要です。
ここでは、女性がやりがちなNGな履き方を具体的に見ていきましょう。
NG例1:ふくらはぎ丈のスカートと合わせる
ミモレ丈やふくらはぎの中間くらいの丈のスカートは、ハイカットスニーカーとの相性が最も難しいアイテムの一つです。
ふくらはぎの一番太い部分と、スニーカーのボリューム感が重なってしまい、脚全体がとても太く、短く見えてしまいます。
スカートと合わせるなら、いさぎよく膝上丈のミニスカートにするか、足首まですっぽり隠れるマキシ丈のロングスカートを選ぶと、バランスが取りやすいですよ。
NG例2:ワイドパンツやフレアスカートに合わせる
ボリュームのあるワイドパンツや、ふんわりと広がるフレアスカートに、ボリュームのあるハイカットを合わせるのも注意が必要です。
下半身全体が重たい印象になり、着膨れして見えてしまう可能性があります。
ハイカットスニーカーを履くときは、ボトムスはスキニーパンツやタイトスカートなど、すっきりとしたシルエットのものを選ぶのがスタイルアップの鉄則です。
NG例3:淡い色のコーディネートに黒のハイカット
パステルカラーのワンピースや、白でまとめたワントーンコーデなど、淡く軽やかなコーディネートの足元に、いきなり黒のゴツいハイカットスニーカーを持ってくると、足元だけが悪目立ちしてしまいます。
コーディネートから浮いてしまい、全体の調和がとれません。
淡い色の服装の時には、スニーカーも白やベージュ、ライトグレーといった明るい色を選ぶと、自然に馴染んでくれます。
2025年現在のハイカットの流行
2025年現在、ハイカットスニーカーの流行は、一時期のゴツくて派手なものから、よりシンプルでクリーンなデザインへとシフトしています。
また、Y2Kファッション(2000年代リバイバル)の流れを受けて、レトロなバスケットボールシューズも再び注目を集めています。
キーワードは「シンプル」と「レトロ」です。
トレンド1:クリーンでシンプルな定番モデル
今の主流は、どんな服装にも合わせやすい、シンプルで洗練されたデザインのハイカットです。
その代表格が、コンバースの「オールスター」や「チャックテイラー」ですね。
余計な装飾がなく、細身のシルエットなので、きれいめなコーディネートにも自然に馴染みます。
色は、白や黒、ベージュといったベーシックカラーが特に人気で、大人の女性でも抵抗なく取り入れやすいのが特徴です。
トレンド2:80〜90年代のレトロなバッシュ
Y2Kファッションの人気再燃とともに、ナイキの「ダンクハイ」や「エアフォース1 MID」といった、80年代から90年代にかけて人気を博したバスケットボールシューズ(バッシュ)が再評価されています。
当時のレトロな雰囲気を残しつつも、カラーリングは現代的にアップデートされているものが多く、ストリートファッション好きを中心に人気を集めています。
少しボリュームはありますが、クラシックなデザインなので意外と合わせやすいんですよ。
変わらない人気:VANSの「Sk8-Hi」
流行り廃りなく、いつの時代も愛されているのがVANS(バンズ)の「Sk8-Hi(スケートハイ)」です。
サイドのサーフラインが特徴的で、スケーターカルチャーの象徴的なモデルですね。
程よいボリューム感と、履きこむほどに味が出るキャンバス素材の風合いが、多くのファンを魅了し続けています。
ハイカットが似合わない人の特徴
ハイカットスニーカーが「似合わない」と感じてしまう人には、実はいくつかの共通した身体的な特徴があります。
ただし、これらはあくまで「工夫が必要」というだけであり、「絶対に履いてはいけない」ということではありません。
自分の特徴を理解し、それをカバーする履き方をすれば、誰でもおしゃれに履きこなせます。
| 特徴 | 似合わないと感じる理由 | 解決策 |
| 身長が低い | 全体のバランスが取りにくく、重く見える | 厚底モデルやインソールを活用する |
| 脚が短い | 足首が隠れて、さらに短く見えやすい | ボトムスと靴の色を統一する |
| ふくらはぎが太い | 履き口で筋肉が強調されてしまう | パンツでふくらはぎを隠す |
特徴1:身長が低い、小柄な方
身長が低い方がボリュームのあるハイカットを履くと、どうしても足元に視線が集中し、全体のバランスが下に引っ張られて重たい印象になりがちです。
スニーカーに「履かれている」ように見えてしまうんですね。
この場合は、コンバースのオールスターのような細身のシルエットのモデルを選んだり、厚底タイプのハイカットやインソールで物理的に身長を盛ったりするのが効果的です。
特徴2:脚の長さに自信がない方
脚の長さが気になる方がハイカットを履くと、足が分断されて見えてしまい、コンプレックスをより強調してしまう可能性があります。
この悩みを解決する最も効果的な方法は、先ほども紹介した「パンツと靴の色を繋げる」テクニックです。
黒のスキニーに黒のハイカット、これさえ守れば、脚の長さは気にならなくなります。
特徴3:ふくらはぎががっしりしている方
スポーツなどをやっていて、ふくらはぎの筋肉が発達している方も、似合わないと感じやすいかもしれません。
ハイカットスニーカーの履き口が、ちょうどふくらはぎの一番太い部分あたりにくるため、そのラインを強調してしまうことがあるからです。
この場合は、スカートやショートパンツで脚を出すのを避け、スキニーパンツやストレートパンツなど、ふくらはぎのラインをカバーしてくれるボトムスを選ぶのがおすすめです。
ハイカットスニーカーはダサいから卒業!おしゃれな履きこなし術

- メンズのおしゃれなパンツの合わせ方
- レディースのスタイルアップコーデ術
- おしゃれに見える靴紐の結び方テクニック
- 夏コーデで失敗しないためのポイント
- 冬コーデで重く見せないコツ
- 定番で人気のブランドTOP3
- どんな服にも合う万能な黒モデル
- 清潔感で選ぶなら白モデル
メンズのおしゃれなパンツの合わせ方
メンズファッションでハイカットスニーカーをおしゃれに履きこなすには、合わせるパンツのシルエット選びがすべてと言っても過言ではありません。
基本のルールは、パンツの裾をすっきりとさせて、ハイカットのデザインをしっかり見せることです。
これさえ守れば、足元がもたつかず、洗練された印象になります。
細身のパンツでスマートに見せる
一番簡単で間違いのない組み合わせが、スキニーパンツやスリムなテーパードパンツです。
脚のラインに沿った細身のパンツが、ハイカットのボリューム感と絶妙なコントラストを生み、バランスの良い「Yラインシルエット」を簡単に作れます。
足元がすっきりとまとまるので、スタイルが良く見える効果も期待できますよ。
特に、黒のスキニーパンツと黒のハイカットの組み合わせは、脚長効果も抜群で、誰でも簡単におしゃれに見える鉄板コーデです。
太めパンツは裾の処理が命
カーゴパンツやワイドパンツのような太めのボトムスを合わせたい時も、もちろんありますよね。
その場合の重要なポイントは、「裾の処理」です。
パンツの裾をハイカットに完全にかぶせてしまうと、一気に野暮ったく見えてしまいます。
裾を数回ロールアップして足首を少し見せたり、裾にゴムが入ったジョガーパンツを選んだりして、ハイカットのデザインが隠れないように工夫しましょう。
このひと手間で、だらしない印象から一転、こなれたストリートスタイルになります。
レディースのスタイルアップコーデ術
ハイカットスニーカーを女性がおしゃれに履きこなすには、スタイルアップを意識したコーディネートが鍵になります。
全体のシルエットが「Iライン」か「Yライン」になるように意識すると、スニーカーのボリューム感に負けず、バランス良くまとまります。
脚を長く、すっきりと見せることを第一に考えましょう。
Iラインシルエットで縦長を強調
最も簡単で効果的なのが、縦のラインを強調する「Iライン」コーデです。
例えば、タイトなロングスカートや、ストンと落ちるシルエットのワンピースにハイカットを合わせる方法。
上半身から足元までが一直線につながって見えるため、身長が高く、スレンダーな印象を与えられます。
また、黒のスキニーパンツに同色の黒いハイカットを合わせるのも、脚長効果抜群のIラインコーデですね。
Yラインで下半身をすっきり見せる
上半身に少しボリュームのあるトップス(例えば、ゆるっとしたニットやスウェット)を持ってきて、下半身はスキニーパンツとハイカットでコンパクトにまとめる「Yライン」コーデもおすすめです。
視線が上に集まるので、自然とスタイルアップして見えます。
この時も、パンツとスニーカーの色を同系色で揃えると、より脚が長く見える効果が高まりますよ。
ボリューミーなアウターを着ることが多い冬にも、このテクニックは非常に有効です。
おしゃれに見える靴紐の結び方テクニック
ハイカットスニーカーの印象は、靴紐の結び方一つで大きく変わります。
いつもと同じ結び方ではなく、少し工夫するだけで、足元の「こなれ感」がぐっとアップしますよ。
ここでは、誰でも簡単にできて、すぐにおしゃれに見える結び方のテクニックを2つ紹介します。
| 結び方 | 見た目の印象 | おすすめのスタイル |
| アンダーラップ | すっきり、シンプル、きれいめ | 大人カジュアル、きれいめコーデ |
| オーバーラップ | カジュアル、しっかりホールド | ストリート、アメカジ |
アンダーラップ(シングル)
靴紐を穴の下から通していく「アンダーラップ」は、結び目が平行に並ぶため、非常にすっきりとした見た目になります。
フォーマルな革靴などにも使われる結び方で、スニーカーに上品な印象を与えてくれます。
きれいめな服装にハイカットを合わせたい時や、足元をシンプルに見せたい時におすすめです。
コンバースのオールスターなど、細身のスニーカーと特に相性が良いですね。
抜け感を出す「一番上の穴は通さない」
これは結び方そのものではありませんが、非常に効果的なテクニックです。
ハイカットの一番上(足首側)の靴紐の穴をあえて使わずに、一つ下の穴までで結ぶ方法です。
こうすることで、履き口に少し余裕が生まれ、足首周りに「抜け感」が生まれます。
足首がキュッと締まって見え、細く見せる効果も期待できるんですよ。
履いたり脱いだりするのも楽になるので、ぜひ試してみてください。
夏コーデで失敗しないためのポイント
ボリュームのあるハイカットスニーカーは、夏の軽やかな服装に合わせると重く見えてしまいがちです。
夏にハイカットをおしゃれに履きこなすには、「涼しげな抜け感」と「清潔感」を意識することが重要なポイントになります。
いくつかのコツを押さえるだけで、季節感のある爽やかなコーディネートが完成しますよ。
ボトムスで足首を見せる
夏コーデで最も大切なのは、どこかに肌を見せることで「抜け感」を作ることです。
膝上丈のショートパンツや、くるぶしが見えるアンクル丈のパンツを選び、足元に軽さを出しましょう。
こうすることで、ハイカットスニーカーの重たい印象が和らぎ、全体のバランスが良くなります。
中途半端な丈のパンツを合わせると野暮ったくなるので、潔く出すかすっきり見せるかのどちらかが正解です。
明るい色のスニーカーを選ぶ
足元の色選びも重要です。
黒やネイビーといった重たい色ではなく、白やベージュ、ライトグレー、ペールトーンのブルーやピンクなど、明るく爽やかな色のハイカットを選びましょう。
それだけで足元が軽快に見え、季節感のあるコーディネートになります。
特に、キャンバス素材の白いハイカットスニーカーは、夏のどんな服装にも合う万能アイテムなので、一足持っていると非常に便利ですよ。
冬コーデで重く見せないコツ
ダウンジャケットや厚手のコートなど、上半身にボリュームが出やすい冬のコーディネート。
ここにボリュームのあるハイカットスニーカーを合わせると、全体が重く、着膨れして見えてしまうことがあります。
冬にハイカットをすっきり履きこなすには、ボトムスの選び方と色使いで「軽さ」を演出するのがコツです。
ボトムスは細身のシルエットを徹底
冬コーデの鉄則は、アウターにボリュームがある分、ボトムスは細身のものを選ぶことです。
スキニーパンツやスリムなテーパードパンツを合わせ、アルファベットの「Y」のような「Yラインシルエット」を作りましょう。
こうすることで、上半身とのメリハリがつき、着膨れを防いでスタイル良く見せることができます。
パンツとハイカットの色を黒で統一すれば、さらに引き締め効果と脚長効果が期待できますよ。
足元に「白」で抜け感を作る
全身が黒やネイビー、チャコールグレーといった暗い色でまとまりがちな冬こそ、ハイカットスニーカーの出番です。
あえて足元に「白」のハイカットを持ってくることで、コーディネートに軽さと抜け感が生まれます。
暗い色ばかりで重くなりがちな冬のファッションに、クリーンな白が良いアクセントとして機能してくれるんです。
汚れが気になるかもしれませんが、その効果は絶大なのでぜひ試してみてください。
定番で人気のブランドTOP3
ハイカットスニーカー選びで迷ったら、まずはこれから紹介する3つの定番ブランドから選べば間違いありません。
それぞれに異なる魅力と歴史があり、世界中のファッショニスタから長年愛され続けています。
自分の好みやファッションスタイルに合わせて、お気に入りの一足を見つけてください。
| 順位 | ブランド | 代表モデル | 特徴 |
| 1位 | CONVERSE (コンバース) | オールスター、チャックテイラー | シンプル、万能、歴史が長い |
| 2位 | NIKE (ナイキ) | ダンク、エアフォース1 | トレンド感、存在感、機能性 |
| 3位 | VANS (バンズ) | スケートハイ (Sk8-Hi) | ストリート感、耐久性、履きやすい |
1位:CONVERSE (コンバース)
「ハイカットスニーカーの王様」と言えば、やはりコンバースでしょう。
代表モデルの「オールスター」は、100年以上前にバスケットボールシューズとして誕生して以来、そのデザインをほとんど変えずに生産され続けている、まさに永遠の定番です。
シンプルで細身のシルエットは、どんな服装にも合わせやすく、一足持っていると本当に重宝します。
2位:NIKE (ナイキ)
現在のストリートファッションシーンを語る上で、ナイキのハイカットは欠かせない存在です。
80年代のバスケットボールシューズである「ダンクハイ」や「エアフォース1」は、Y2Kリバイバルの流れもあって絶大な人気を誇っています。
程よいボリューム感とアイコニックなデザインが、コーディネートの主役になってくれます。
3位:VANS (バンズ)
スケーターカルチャーの象徴的なブランドであるVANS。
サイドのサーフラインが特徴的な「スケートハイ」は、音楽やアートとも深いつながりを持つ、ストリートの定番モデルです。
丈夫な作りとグリップ力の高いソールで、ファッション性だけでなく実用性も兼ね備えています。
どんな服にも合う万能な黒モデル
ハイカットスニーカーを初めて買う方や、とにかく着回しやすさを重視する方に、まず一番におすすめしたいのが「黒」のモデルです。
黒のハイカットは、どんな色の服にも合わせやすく、コーディネート全体をピリッと引き締めてくれる効果があります。
一足持っているだけで、ファッションの幅がぐっと広がりますよ。
黒が万能な3つの理由
なぜ黒のハイカットはこんなにも万能なのでしょうか。
- 引き締め効果: 黒は収縮色なので、足元をすっきりとコンパクトに見せてくれる効果があります。
- 協調性: どんな色とも喧嘩せず、自然に馴染んでくれます。カラーコーディネートの引き締め役としても最適です。
- 大人っぽさ: スニーカーでありながら、カジュアルになりすぎず、大人っぽい落ち着いた印象を与えられます。きれいめな服装のはずしとしても使いやすいです。
おすすめのコーディネート
黒のハイカットは、本当にどんなスタイルにもマッチします。
例えば、全身を黒・白・グレーでまとめたモノトーンコーデに使えば、洗練されたモードな雰囲気に。
カラフルなトップスや柄物のスカートに合わせれば、全体の印象を引き締めてバランスを取ってくれます。
もちろん、定番のデニムスタイルとの相性も抜群です。
コンバースの「オールスター」やVANSの「スケートハイ」の黒は、まさに万能選手と呼ぶにふさわしい一足です。
清潔感で選ぶなら白モデル
足元に清潔感と爽やかさをプラスしたいなら、「白」のハイカットスニーカーが最適解です。
コーディネート全体を明るく、軽快な印象に見せてくれる効果があり、特に春夏のファッションには欠かせない存在です。
一足投入するだけで、いつものコーディネートが見違えるほどクリーンな印象になりますよ。
白が持つクリーンな魅力
白のハイカットが与えてくれる印象は、何と言ってもその「清潔感」と「爽やかさ」です。
レフ板のように光を集める効果もあるので、顔色を明るく見せてくれるという嬉しい効果も期待できます。
重くなりがちな秋冬のコーディネートに合わせれば、程よい「抜け感」を演出してくれるアクセントとしても機能します。
コーディネートのポイント
白のハイカットを最も魅力的に見せてくれるのは、やはり定番のブルージーンズとの組み合わせです。
洗いざらしたデニムの青と、スニーカーの白のコントラストが、これ以上ないほど爽やかな印象を与えます。
また、ベージュのチノパンやカーキのカーゴパンツなど、アースカラーのボトムスと合わせるのもおすすめです。
もちろん、オールホワイトコーデに挑戦してみるのもおしゃれですね。
ただし、白スニーカーは汚れが目立ちやすいのが唯一の弱点です。
履く前に防水スプレーをかけておいたり、汚れたらすぐに専用のクリーナーで拭き取ったりと、こまめなお手入れを心がけましょう。
ハイカットスニーカー ダサいまとめ
- ハイカットスニーカーがダサいと言われるのは、足が短く見えたり子供っぽく見えたりするのが主な理由です。
- 足が短く見える悩みは、ボトムスと靴の色を揃えることで簡単に解決できます。
- メンズは細身のパンツを合わせ、裾をすっきり見せるのがおしゃれな履き方の基本です。
- レディースはIラインやYラインを意識したコーデを組むと、スタイルアップして見えます。
- やってはいけないNGコーデは、中途半端な丈のパンツや太すぎるパンツを合わせることです。
- 靴紐の結び方を工夫したり、一番上の穴を通さなかったりするだけでこなれ感が出ます。
- 迷ったら定番で人気のコンバースやナイキの、万能な黒か白のモデルがおすすめです。
