【2025年】韓国コンバースの買い方|CT70・限定モデルから店舗・注意点まで

韓国で販売されているコンバースは、日本未発売の限定モデルが安く手に入るのが大きな魅力です。

特にヴィンテージ仕様の「チャックテイラー CT70」や、厚底が人気の「ランスターハイク」は要チェックのモデルです。

主な購入場所は、ソウルの明洞や弘大にある直営店やABCマートなどの大型シューズショップになります。

ただし、日本への持ち込みルールや偽物、サイズ感の違いなど、事前に知っておくべき注意点もいくつか存在します。

この記事では、韓国でのコンバースの賢い買い方から、安心して楽しむためのポイントまで詳しくお伝えします。

目次

コンバースが韓国で人気を集める理由とは

日本のコンバースとの違いは何?

日本のコンバースと韓国で売られているコンバースの一番の違いは、運営している会社が異なる点です。

そのため、商品のラインナップやデザインに違いが生まれています。

日本では伊藤忠商事が「コンバースジャパン」としてブランドを展開しているんですよ。

一方、韓国を含む海外では、アメリカのコンバース本社が商品を展開しています。

この会社の違いが、デザインやモデルのラインナップに大きな差を生む理由なんです。

例えば、韓国で大人気の「チャックテイラー CT70」というモデルは、日本では公式に販売されていません。

これは、アメリカ本社が展開しているモデルだからですね。

見た目だけでなく、履き心地や使われている素材にも微妙な違いがあると言われています。

韓国のコンバースの方が、クッション性が高くて履きやすいと感じる人もいるみたいです。

このように、運営会社が違うことで、日本では手に入らない特別な一足に韓国で出会える可能性がある、というわけですね。

韓国のコンバースはなぜこんなに安い?

韓国のコンバースが安く感じる一番の理由は、為替レートの影響と、韓国国内の価格設定にあります。

日本円を韓国ウォンに両替すると、お得に買い物できることが多いんです。

特に円高の時期に旅行すると、同じ商品でも日本で買うよりずっと安く手に入ることがあります。

例えば、日本では1万円以上するようなモデルが、韓国では7,000円から8,000円程度で買えることも珍しくありません。

また、韓国では頻繁にセールが行われているのも安い理由の一つです。

デパートやABCマートのような大型シューズショップでは、シーズンオフのモデルや特定のカラーが割引価格で販売されています。

割引率は20%から30%オフになることも多く、タイミングが良ければさらにお得にゲットできます。

ただし、注意したいのは、全てのモデルが日本より安いわけではない、という点です。

人気の「チャックテイラー CT70」などは、日本での販売がないため単純な価格比較はできませんが、現地でも人気が高く、あまり値下がりしない傾向にあります。

とはいえ、全体的に見れば、韓国でコンバースを購入するのは賢い選択だと言えるでしょう。

韓国限定モデルにはどんな種類がある?

韓国のコンバースでは、日本では見かけない限定モデルやコラボ商品がたくさん見つかります。

その中でも特に人気で、チェックしておきたいモデルがいくつかあります。

代表的な韓国限定・海外限定モデル

一番有名なのは、やはり「チャックテイラー CT70」でしょう。

ヴィンテージ感のあるデザインと、クッション性の高い履き心地が特徴で、多くのファッション好きから支持されています。

次に、厚底デザインが目を引く「ランスターハイク」や「ランスターモーション」も人気が高いです。

K-POPアイドルが着用したことで人気に火がつき、今では韓国ファッションに欠かせないアイテムの一つになっています。

ゴツゴツとしたソールが特徴的で、スタイルアップ効果も期待できますよ。

コラボレーションモデルも豊富

また、韓国のコンバースは様々なブランドとのコラボレーションも積極的に行っています。

韓国発の人気ブランドとコラボした限定スニーカーが登場することもあり、発売されるとすぐに売り切れてしまうことも。

旅行のタイミングで、思いがけない素敵なコラボアイテムに出会えるかもしれませんね。

これらのモデルは、デザイン性が高いだけでなく、日本では手に入らないという希少価値も魅力です。

特に人気のチャックテイラー(CT70)の魅力

韓国でコンバースといえば、多くの人が「チャックテイラー CT70」を思い浮かべるほど絶大な人気を誇ります。

その魅力は、なんといってもヴィンテージ感あふれるこだわりのデザインにあります。

CT70は、1960年代から70年代に作られていたチャックテイラーのディテールを復刻したモデルなんです。

日本モデルとのデザインの違い

日本のオールスターと比べると、一目でわかる違いがいくつかあります。

まず、ヒールについているパッチが黒い「三ツ星」デザインになっている点です。

これがあるだけで、ぐっとヴィンテージ感が増しますよね。

また、つま先のゴム部分が少し反り上がっていて、光沢のある素材が使われているのも特徴です。

シューレース(靴紐)も、現行のポリエステル製ではなく、コットン100%のものが使われていて、細部までこだわりが詰まっています。

履き心地も人気の理由

デザインだけでなく、履き心地の良さも人気の秘密です。

インソール(中敷き)に厚みがあり、現行のオールスターよりもクッション性が格段に高いと言われています。

長時間歩いても疲れにくいので、旅行先で履くのにもぴったりですね。

こうしたこだわりのデザインと快適な履き心地が、多くの人を惹きつけている理由でしょう。

厚底がかわいいランスターハイクのラインナップ

韓国ファッション好きの間で絶大な人気を誇るのが、厚底が特徴的な「ランスター」シリーズです。

このシリーズは、未来的なデザインとスタイルアップ効果で、一躍人気モデルの仲間入りを果たしました。

特に代表的なモデルがいくつかあるので、ご紹介しますね。

ランスターハイク (Run Star Hike)

このシリーズの火付け役となったのが「ランスターハイク」です。

定番のチャックテイラーのアッパーに、ギザギザとした分厚いソールを組み合わせたデザインが斬新ですよね。

K-POPアイドルがステージ衣装や私服で着用したことで、一気に知名度が上がりました。

カラーバリエーションも豊富で、定番のブラックやホワイトの他に、シーズンごとに新しい色も登場します。

ランスターモーション (Run Star Motion)

ランスターハイクをさらに進化させたのが「ランスターモーション」です。

波打つような、よりボリュームのあるソールが特徴で、存在感は抜群。

見た目のインパクトは大きいですが、軽量な素材で作られているため、意外と歩きやすいのもポイントです。

こちらもコーディネートの主役になる一足として人気があります。

これらのランスターシリーズは、履くだけでトレンド感が出て、脚を長く見せてくれる効果も期待できるのが嬉しいですね。

2025年最新の人気モデルとトレンド

2025年の韓国コンバースのトレンドは、引き続き「厚底」と「ヴィンテージ」がキーワードになりそうです。

定番の人気モデルに加えて、新しいデザインやコラボレーションにも注目が集まるでしょう。

引き続き「チャックテイラー CT70」が人気を牽引

長年愛されている「チャックテイラー CT70」の人気は、まだまだ続きそうです。

定番カラーに加えて、シーズンごとに登場する限定カラーは常に注目の的になります。

特に、少しくすんだようなヴィンテージ感のあるカラーや、コーディネートの差し色になるような明るいカラーが人気を集めそうですね。

厚底モデルは多様化へ

「ランスター」シリーズに代表される厚底スニーカーも、引き続きトレンドの中心にあります。

2025年は、さらにユニークなソールデザインや、異素材を組み合わせたモデルなど、デザインの多様化が進むと予想されます。

定番のランスターハイクだけでなく、新しい派生モデルが登場する可能性も高いでしょう。

コラボレーションとカスタムに注目

韓国の人気ブランドとのコラボレーションモデルは、今後も目が離せません。

また、自分だけのオリジナルコンバースを作れるカスタムサービス「CONVERSE BY YOU」も人気です。

好きなカラーや素材を選んで、特別な一足を作れるサービスは、ますます注目されるでしょう。

ソウルのフラッグシップストアなどで体験できるので、旅行の記念に作ってみるのも素敵ですね。

1つ目のH2はこれで終わりです。

ソウルの明洞や弘大で買える店舗はどこ?

ソウルでコンバースを探すなら、若者に人気のエリアである明洞(ミョンドン)と弘大(ホンデ)がおすすめです。

この2つのエリアには、コンバースの直営店や大型シューズショップが集中しています。

明洞(ミョンドン)エリア

明洞には、コンバースのフラッグシップストア(大型旗艦店)があります。

品揃えが非常に豊富で、定番モデルから最新作、人気のCT70やランスターシリーズまで幅広く取り扱っています。

限定モデルやコラボアイテムも、まずはこの店舗をチェックするのが良いでしょう。

また、自分だけのオリジナルスニーカーが作れるカスタムサービス「CONVERSE BY YOU」も体験できるのが大きな魅力です。

明洞のメインストリートには、ABCマートなどの大型シューズショップも複数あるので、セール品を探したり、価格を比較したりするのも簡単ですよ。

弘大(ホンデ)エリア

アートとファッションの街、弘大にもコンバースの直営店があります。

明洞店と並ぶ規模で、こちらも豊富なラインナップが期待できます。

弘大エリアは、セレクトショップや古着屋も多いので、コンバースを軸にしたコーディネートを考えながらショッピングを楽しむのもいいですね。

もちろん、弘大にもABCマートなどの店舗が点在しているので、効率よく見て回ることができます。

まずはこれらのエリアの直営店を目指し、その後周辺のシューズショップを巡るのが効率的な探し方です。

ABCマートでの取り扱いと在庫状況

韓国のABCマートは、コンバースを探す際にとても便利な選択肢の一つです。

ソウル市内の主要なショッピングエリアには必ずと言っていいほど店舗があり、気軽に立ち寄れるのが魅力ですね。

取り扱いモデルと在庫について

ABCマートでは、コンバースの定番モデルであるオールスターやジャックパーセルなどを中心に、幅広いラインナップを取り扱っています。

店舗の規模にもよりますが、人気のランスターシリーズなども見つけることができます。

ただし、一番人気の「チャックテイラー CT70」に関しては、ABCマートでの取り扱いは基本的にありません。

CT70を探している場合は、先ほど紹介したコンバースの直営店やフラッグシップストアに行く必要がありますので、注意してくださいね。

在庫状況は店舗や時期によって大きく異なります。

特にセール時期や週末は、人気モデルのサイズが欠けてしまうことも多いです。

もし特定のモデルやサイズが欲しい場合は、旅行の早めの段階でいくつかの店舗をチェックしてみるのがおすすめです。

大型店舗ほど在庫が豊富な傾向にあるので、明洞や弘大にある「グランドステージ」と名のつく大型のABCマートを狙うと良いでしょう。

日本への持ち込みは禁止されている?

韓国で購入したコンバースを日本へ持ち込むことについては、「個人での使用目的」であれば、基本的には問題ありません。

ただし、いくつかの注意点と、背景にある「商標権」の問題を理解しておくことが大切です。

商標権の問題とは?

少し難しい話になりますが、コンバースの商標権は、日本国内では伊藤忠商事が持っています。

一方で、韓国を含む海外ではアメリカのコンバース本社が権利を持っています。

このため、厳密に言うと、海外で販売されているコンバース(アメリカ本社の製品)を、日本の権利者(伊藤忠商事)の許可なく、商業目的で輸入・販売することは商標権の侵害にあたります。

個人での持ち込みは大丈夫?

税関のウェブサイトなどでも明記されていますが、旅行者がお土産として自分で使うために靴を1〜2足購入して持ち帰るような「個人使用」の範囲であれば、通常は問題視されません。

実際に、多くの旅行者が韓国でコンバースを購入し、日本に持ち帰っています。

ただし、これが転売目的だと思われるような大量購入(例えば、同じモデルのサイズ違いを何十足も購入するなど)の場合は、税関で止められてしまう可能性があります。

あくまで自分用、または親しい友人へのお土産程度にとどめておくのが安心です。

心配な方は、購入したスニーカーを箱から出してスーツケースに入れたり、一度履いてから持ち帰ったりするなどの工夫をすると、より個人使用であることが明確になります。

偽物と本物を見分けるためのポイント

韓国でコンバースを購入する際、特に人気のCT70などは、残念ながら偽物が出回っている可能性もゼロではありません。

安心して本物を手に入れるために、見分けるためのポイントをいくつか知っておくと良いでしょう。

一番確実なのは、コンバースの直営店やフラッグシップストア、またはABCマートのような正規取扱店で購入することです。

これらの店舗であれば、偽物の心配はまずありません。

市場や露店、個人経営の小さな靴屋さんなどで、相場より極端に安い価格で売られている場合は注意が必要です。

本物と偽物のチェックポイント

もし正規店以外で購入を検討する際は、以下の点をチェックしてみてください。

  1. ヒールパッチの作り:本物のCT70のヒールパッチは、立体感があり、星のデザインもくっきりとしています。偽物はプリントが平面的だったり、滲んでいたりすることがあります。
  2. インソールのロゴ:インソールのロゴも、本物はきれいにプリントされています。偽物は文字が潰れていたり、フォントが違ったりすることがあります。
  3. 全体の縫製:靴全体のステッチ(縫い目)を確認しましょう。本物は縫い目が均一で丁寧ですが、偽物は縫い目が荒かったり、歪んでいたりします。
  4. 箱や付属品:本物の箱はしっかりとした作りですが、偽物は箱が潰れていたり、印刷が不鮮明だったりすることがあります。

これらのポイントを参考に、少しでも怪しいと感じたら購入を避けるのが賢明です。

サイズ感の違いと失敗しない選び方

韓国でコンバースを購入する際に、意外と見落としがちなのがサイズ感の違いです。

日本と韓国ではサイズの表記方法が異なるため、しっかり確認しないと、せっかく買ったのにサイズが合わない、なんてことになりかねません。

サイズ表記の違いを理解する

日本では「cm(センチメートル)」表記が一般的ですが、韓国で売られているコンバースは、基本的にアメリカのサイズ表記である「USインチ」や、ヨーロッパの「EUR」サイズが大きく表示されています。

箱や靴のタン(ベロ)部分に、日本の「CM」や韓国の「MM(ミリメートル)」表記も併記されていることが多いので、まずはそこを確認しましょう。

試着は必ず行うこと

一番確実な方法は、実際に店舗で試着することです。

同じモデルでも、CT70と日本のオールスターでは、少しサイズ感が異なると言われています。

CT70の方が少し大きめの作りになっていると感じる人が多いようです。

普段履いている日本のコンバースのサイズを店員さんに伝え、「このサイズを試してみたい」とお願いするのがスムーズです。

もし日本で24.5cmを履いているなら、「245ミリ(イベッサシボミリ)」と伝えると、韓国の店員さんにも分かりやすいですよ。

靴下の厚みによってもフィット感は変わるので、普段履いているような厚さの靴下で試着するのがおすすめです。

自分の足にぴったり合う一足を見つけるために、面倒くさがらずに試着をしてみてくださいね。

オンライン通販で購入する方法と流れ

韓国のコンバースを日本にいながら手に入れたい場合、オンライン通販を利用する方法があります。

ただし、いくつかの方法と注意点があるので、流れを理解しておきましょう。

韓国ファッション通販サイトを利用する

一番手軽なのは、日本のユーザー向けに運営されている韓国ファッションの通販サイトで購入する方法です。

多くのサイトが日本語に対応しており、支払いもクレジットカードやコンビニ決済が使えるので、日本の通販サイトと同じ感覚で利用できます。

「Qoo10」や「BUYMA」のようなサイトでは、多くのショップが韓国のコンバースを取り扱っています。

ただし、個人が出品している場合もあるため、ショップの評価などをよく確認して、信頼できるところから購入することが大切です。

韓国現地の公式サイトからの購入は難しい

韓国コンバースの公式サイトから直接購入することは、基本的には難しいと考えた方が良いでしょう。

多くの公式サイトは、韓国国内の住所と電話番号、そして韓国発行のクレジットカードがないと決済できない仕組みになっています。

そのため、旅行者や日本のユーザーが直接購入するのはハードルが高いのが現状です。

通販を利用する際は、商品の価格だけでなく、送料や関税がかかる場合があることも念頭に置いておきましょう。

信頼できるサイトを選べば、日本にいながら韓国限定モデルを手に入れることができますよ。

関税や商標権で知っておくべきこと

韓国のコンバースを通販で購入したり、現地で買って日本に持ち帰ったりする際には、「関税」と「商標権」について少しだけ知っておくと安心です。

難しい言葉ですが、ポイントを押さえれば大丈夫ですよ。

関税について

海外から商品を購入すると、日本の税関で「関税」という税金がかかる場合があります。

靴の場合、課税対象額(商品の価格や送料、保険料を合計した金額)が16,666円以下であれば、原則として関税はかかりません。

つまり、1足だけ購入するような場合は、関税を心配する必要はほとんどないでしょう。

ただし、一度に複数の商品を購入して合計金額が16,666円を超えると、関税がかかる可能性があります。

靴の関税率は、購入金額の30%か、4,300円のどちらか高い方、という計算になるので、高額になりがちです。

一度にたくさん購入する際は、この点を覚えておきましょう。

商標権について再確認

先ほども触れましたが、コンバースは日本と海外で権利を持つ会社が異なります。

そのため、海外のコンバースを「商用目的」で日本に輸入することは、商標権の侵害にあたる可能性があります。

個人が自分で使うために1〜2足購入する分には問題ありませんが、転売目的で大量に仕入れることは法律で禁止されています。

通販で購入する場合も、この「個人使用の範囲」を守ることが大切です。

これらのルールを理解しておけば、トラブルなく韓国のコンバースのショッピングを楽しめますよ。

韓国のコンバースの賢い買い方と注意点

ソウルの明洞や弘大で買える店舗はどこ?

ソウルでコンバースを探すなら、若者に人気のエリアである明洞(ミョンドン)と弘大(ホンデ)がおすすめです。

この2つのエリアには、コンバースの直営店や大型シューズショップが集中しています。

明洞(ミョンドン)エリア

明洞には、コンバースのフラッグシップストア(大型旗艦店)があります。

品揃えが非常に豊富で、定番モデルから最新作、人気のCT70やランスターシリーズまで幅広く取り扱っています。

限定モデルやコラボアイテムも、まずはこの店舗をチェックするのが良いでしょう。

また、自分だけのオリジナルスニーカーが作れるカスタムサービス「CONVERSE BY YOU」も体験できるのが大きな魅力です。

明洞のメインストリートには、ABCマートなどの大型シューズショップも複数あるので、セール品を探したり、価格を比較したりするのも簡単ですよ。

弘大(ホンデ)エリア

アートとファッションの街、弘大にもコンバースの直営店があります。

明洞店と並ぶ規模で、こちらも豊富なラインナップが期待できます。

弘大エリアは、セレクトショップや古着屋も多いので、コンバースを軸にしたコーディネートを考えながらショッピングを楽しむのもいいですね。

もちろん、弘大にもABCマートなどの店舗が点在しているので、効率よく見て回ることができます。

まずはこれらのエリアの直営店を目指し、その後周辺のシューズショップを巡るのが効率的な探し方です。

ABCマートでの取り扱いと在庫状況

韓国のABCマートは、コンバースを探す際にとても便利な選択肢の一つです。

ソウル市内の主要なショッピングエリアには必ずと言っていいほど店舗があり、気軽に立ち寄れるのが魅力ですね。

取り扱いモデルと在庫について

ABCマートでは、コンバースの定番モデルであるオールスターやジャックパーセルなどを中心に、幅広いラインナップを取り扱っています。

店舗の規模にもよりますが、人気のランスターシリーズなども見つけることができます。

ただし、一番人気の「チャックテイラー CT70」に関しては、ABCマートでの取り扱いは基本的にありません。

CT70を探している場合は、先ほど紹介したコンバースの直営店やフラッグシップストアに行く必要がありますので、注意してくださいね。

在庫状況は店舗や時期によって大きく異なります。

特にセール時期や週末は、人気モデルのサイズが欠けてしまうことも多いです。

もし特定のモデルやサイズが欲しい場合は、旅行の早めの段階でいくつかの店舗をチェックしてみるのがおすすめです。

大型店舗ほど在庫が豊富な傾向にあるので、明洞や弘大にある「グランドステージ」と名のつく大型のABCマートを狙うと良いでしょう。

日本への持ち込みは禁止されている?

韓国で購入したコンバースを日本へ持ち込むことについては、「個人での使用目的」であれば、基本的には問題ありません。

ただし、いくつかの注意点と、背景にある「商標権」の問題を理解しておくことが大切です。

商標権の問題とは?

少し難しい話になりますが、コンバースの商標権は、日本国内では伊藤忠商事が持っています。

一方で、韓国を含む海外ではアメリカのコンバース本社が権利を持っています。

このため、厳密に言うと、海外で販売されているコンバース(アメリカ本社の製品)を、日本の権利者(伊藤忠商事)の許可なく、商業目的で輸入・販売することは商標権の侵害にあたります。

個人での持ち込みは大丈夫?

税関のウェブサイトなどでも明記されていますが、旅行者がお土産として自分で使うために靴を1〜2足購入して持ち帰るような「個人使用」の範囲であれば、通常は問題視されません。

実際に、多くの旅行者が韓国でコンバースを購入し、日本に持ち帰っています。

ただし、これが転売目的だと思われるような大量購入(例えば、同じモデルのサイズ違いを何十足も購入するなど)の場合は、税関で止められてしまう可能性があります。

あくまで自分用、または親しい友人へのお土産程度にとどめておくのが安心です。

心配な方は、購入したスニーカーを箱から出してスーツケースに入れたり、一度履いてから持ち帰ったりするなどの工夫をすると、より個人使用であることが明確になります。

偽物と本物を見分けるためのポイント

韓国でコンバースを購入する際、特に人気のCT70などは、残念ながら偽物が出回っている可能性もゼロではありません。

安心して本物を手に入れるために、見分けるためのポイントをいくつか知っておくと良いでしょう。

一番確実なのは、コンバースの直営店やフラッグシップストア、またはABCマートのような正規取扱店で購入することです。

これらの店舗であれば、偽物の心配はまずありません。

市場や露店、個人経営の小さな靴屋さんなどで、相場より極端に安い価格で売られている場合は注意が必要です。

本物と偽物のチェックポイント

もし正規店以外で購入を検討する際は、以下の点をチェックしてみてください。

  1. ヒールパッチの作り:本物のCT70のヒールパッチは、立体感があり、星のデザインもくっきりとしています。偽物はプリントが平面的だったり、滲んでいたりすることがあります。
  2. インソールのロゴ:インソールのロゴも、本物はきれいにプリントされています。偽物は文字が潰れていたり、フォントが違ったりすることがあります。
  3. 全体の縫製:靴全体のステッチ(縫い目)を確認しましょう。本物は縫い目が均一で丁寧ですが、偽物は縫い目が荒かったり、歪んでいたりします。
  4. 箱や付属品:本物の箱はしっかりとした作りですが、偽物は箱が潰れていたり、印刷が不鮮明だったりすることがあります。

これらのポイントを参考に、少しでも怪しいと感じたら購入を避けるのが賢明です。

サイズ感の違いと失敗しない選び方

韓国でコンバースを購入する際に、意外と見落としがちなのがサイズ感の違いです。

日本と韓国ではサイズの表記方法が異なるため、しっかり確認しないと、せっかく買ったのにサイズが合わない、なんてことになりかねません。

サイズ表記の違いを理解する

日本では「cm(センチメートル)」表記が一般的ですが、韓国で売られているコンバースは、基本的にアメリカのサイズ表記である「USインチ」や、ヨーロッパの「EUR」サイズが大きく表示されています。

箱や靴のタン(ベロ)部分に、日本の「CM」や韓国の「MM(ミリメートル)」表記も併記されていることが多いので、まずはそこを確認しましょう。

試着は必ず行うこと

一番確実な方法は、実際に店舗で試着することです。

同じモデルでも、CT70と日本のオールスターでは、少しサイズ感が異なると言われています。

CT70の方が少し大きめの作りになっていると感じる人が多いようです。

普段履いている日本のコンバースのサイズを店員さんに伝え、「このサイズを試してみたい」とお願いするのがスムーズです。

もし日本で24.5cmを履いているなら、「245ミリ(イベッサシボミリ)」と伝えると、韓国の店員さんにも分かりやすいですよ。

靴下の厚みによってもフィット感は変わるので、普段履いているような厚さの靴下で試着するのがおすすめです。

自分の足にぴったり合う一足を見つけるために、面倒くさがらずに試着をしてみてくださいね。

オンライン通販で購入する方法と流れ

韓国のコンバースを日本にいながら手に入れたい場合、オンライン通販を利用する方法があります。

ただし、いくつかの方法と注意点があるので、流れを理解しておきましょう。

韓国ファッション通販サイトを利用する

一番手軽なのは、日本のユーザー向けに運営されている韓国ファッションの通販サイトで購入する方法です。

多くのサイトが日本語に対応しており、支払いもクレジットカードやコンビニ決済が使えるので、日本の通販サイトと同じ感覚で利用できます。

「Qoo10」や「BUYMA」のようなサイトでは、多くのショップが韓国のコンバースを取り扱っています。

ただし、個人が出品している場合もあるため、ショップの評価などをよく確認して、信頼できるところから購入することが大切です。

韓国現地の公式サイトからの購入は難しい

韓国コンバースの公式サイトから直接購入することは、基本的には難しいと考えた方が良いでしょう。

多くの公式サイトは、韓国国内の住所と電話番号、そして韓国発行のクレジットカードがないと決済できない仕組みになっています。

そのため、旅行者や日本のユーザーが直接購入するのはハードルが高いのが現状です。

通販を利用する際は、商品の価格だけでなく、送料や関税がかかる場合があることも念頭に置いておきましょう。

信頼できるサイトを選べば、日本にいながら韓国限定モデルを手に入れることができますよ。

関税や商標権で知っておくべきこと

韓国のコンバースを通販で購入したり、現地で買って日本に持ち帰ったりする際には、「関税」と「商標権」について少しだけ知っておくと安心です。

難しい言葉ですが、ポイントを押さえれば大丈夫ですよ。

関税について

海外から商品を購入すると、日本の税関で「関税」という税金がかかる場合があります。

靴の場合、課税対象額(商品の価格や送料、保険料を合計した金額)が16,666円以下であれば、原則として関税はかかりません。

つまり、1足だけ購入するような場合は、関税を心配する必要はほとんどないでしょう。

ただし、一度に複数の商品を購入して合計金額が16,666円を超えると、関税がかかる可能性があります。

靴の関税率は、購入金額の30%か、4,300円のどちらか高い方、という計算になるので、高額になりがちです。

一度にたくさん購入する際は、この点を覚えておきましょう。

商標権について再確認

先ほども触れましたが、コンバースは日本と海外で権利を持つ会社が異なります。

そのため、海外のコンバースを「商用目的」で日本に輸入することは、商標権の侵害にあたる可能性があります。

個人が自分で使うために1〜2足購入する分には問題ありませんが、転売目的で大量に仕入れることは法律で禁止されています。

通販で購入する場合も、この「個人使用の範囲」を守ることが大切です。

これらのルールを理解しておけば、トラブルなく韓国のコンバースのショッピングを楽しめますよ。

コンバース 韓国 まとめ

  • 韓国のコンバースは日本の「コンバースジャパン」とは運営会社が異なり、日本未発売モデルが豊富です。
  • 人気の理由は、ヴィンテージ感のある「チャックテイラー(CT70)」や厚底の「ランスターハイク」が手に入ることです。
  • 為替レートや現地のセールを利用すれば、日本で買うよりも安く購入できる場合があります。
  • 購入場所は、品揃えが豊富な明洞や弘大の直営店(フラッグシップストア)が最もおすすめです。
  • ABCマートでも多くのモデルを扱っていますが、CT70の取り扱いはありません。
  • 偽物を避けるためには、市場や露店ではなく、直営店や正規取扱店で購入するのが安全です。
  • 個人使用目的での日本への持ち込みは可能ですが、転売目的の大量購入は商標権の問題で禁止されています。
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