エアジョーダン1の「OG」と「レトロ」モデルの最も大きな違いは、シュータンのロゴとシューレースホールの数にあります。
OGは「NIKE AIR」ロゴでシューレースホールが9つ、一方のレトロ(非OG)は「ジャンプマン」ロゴでホールが8つというのが基本的な見分け方です。
この記事では、具体的な違いや見分け方のポイント、さらにはMidやLowとの違いまで分かりやすく解説します。
それぞれのモデルが持つ意味や背景を知ることで、あなたにピッタリな一足がきっと見つかります。
後悔しない選び方や、知っておきたい人気カラーも紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
エアジョーダン1 レトロ ハイ OGの具体的な違いを徹底解説

- そもそも「OG」が持つ特別な意味
- 「OG」とそれ以外のモデルの見分け方を一覧で比較
- シュータンのロゴで見分ける簡単な方法
- ヒール部分のジャンプマンロゴの有無
- シューレースホールの数の違い
- SE(Special Edition)モデルとの違い
- OG仕様の忠実な復刻ディテール
そもそも「OG」が持つ特別な意味
エアジョーダン1における「OG」とは、「Original(オリジナル)」を意味しています。
これは1985年に初めて発売された、マイケル・ジョーダン最初のシグネチャーモデルの仕様を忠実に再現していることを示しているんです。
スニーカーファンやコレクターにとって、「OG」は単なる復刻版以上の特別な価値を持っています。
なぜなら、当時のデザイン、シルエット、素材感、そしてブランドロゴに至るまで、オリジナルへの敬意が込められているからなんですね。
OGモデルが特別視される理由
OGモデルがこれほどまでに人気を集めるのには、いくつかの理由があります。
一つは、その歴史的な背景です。
マイケル・ジョーダンがコートで実際に履いていたモデルと同じ仕様であることは、ファンにとってたまらない魅力になります。
もう一つは、ディテールのこだわりです。
後述するシュータンのロゴやヒールのデザインなど、細かい部分までオリジナルを再現しようとする姿勢が、高い評価につながっています。
そのため、OGモデルは発売されるたびに大きな話題となり、多くのモデルがプレミア価格で取引されることも少なくありません。
エアジョーダン1を選ぶ上で、「OG」かどうかは、そのスニーカーの持つストーリーや価値を判断する、とても重要なポイントになるんですよ。
「OG」とそれ以外のモデルの見分け方を一覧で比較
「OG」モデルと、それ以外のRETROモデル(非OG)を見分けるには、いくつかの特徴的な違いに注目するのが一番わかりやすいです。
パッと見て判断できるポイントも多いので、覚えておくとスニーカー選びがもっと楽しくなりますよ。
特に重要な4つの違いを、下の表にまとめてみました。
比較ポイント | OGモデル | 非OGモデル(RETROなど) |
シュータンのロゴ | 「NIKE AIR」ロゴ | 「ジャンプマン」ロゴ |
ヒールのロゴ | 基本的にロゴなし | 「ジャンプマン」ロゴあり |
シューレースホール数 | 9つ | 8つ |
付属品 | オリジナルを意識したBOXや付属品 | 通常のジャンプマンBOXなど |
この表にあるように、最も簡単で見分けやすいのは、やはりシュータンとヒールのロゴですね。
お店でスニーカーを見るときや、オンラインストアの画像を確認する際には、まずこの2点をチェックするのがおすすめです。
OGかどうかが重要な理由
なぜこれほどOG仕様にこだわるファンが多いかというと、やはり「オリジナルへの忠実さ」が大きな理由です。
非OGモデルも素敵なデザインがたくさんありますが、OGモデルは1985年当時のストーリーや空気感をまとっている特別な存在なんですね。
これからエアジョーダン1を集めたいと考えているなら、まずはこの違いをしっかり理解しておくことが大切です。
そうすることで、自分が本当に欲しい一足を見つけやすくなります。
シュータンのロゴで見分ける簡単な方法
エアジョーダン1のOGモデルと非OGモデルを一番簡単に見分ける方法は、シュータン(舌革)のロゴをチェックすることです。
ここを見るだけで、ほぼ一瞬でどちらのモデルか判断できますよ。
OGモデルのシュータンには、ナイキの象徴である「NIKE AIR」という文字とスウッシュ(ナイキのマーク)がデザインされたタグが縫い付けられています。
これは、1985年のオリジナルモデルがナイキブランドから発売されたことを示す、とても重要なディテールなんです。
一方で、非OGモデル、特に「RETRO」や「Mid」モデルの多くには、マイケル・ジョーダンのシルエットである「ジャンプマン」のロゴが刺繍やタグで入っています。
ロゴが違う理由
この違いが生まれた背景には、ジョーダンブランドの独立が関係しています。
エアジョーダンシリーズがナイキの中の一つのラインから、独立した「ジョーダンブランド」として展開されるようになってから、ジャンプマンロゴが積極的に使われるようになりました。
そのため、オリジナル発売当時の仕様を再現するOGモデルは「NIKE AIR」ロゴを、そしてジョーダンブランドとしての製品である非OGモデルは「ジャンプマン」ロゴを使用することで、それぞれのアイデンティティを示しているんですね。
スニーカーショップで実物を見るときはもちろん、ネットショッピングで写真を見るときも、このシュータンのロゴは非常に分かりやすい判断基準になります。
どちらが良いというわけではなく、それぞれのロゴが持つ意味を知ることで、より愛着の湧く一足を選べるようになりますよ。
ヒール部分のジャンプマンロゴの有無
シュータンのロゴと並んで、OGモデルかどうかを判断するのに分かりやすいポイントが、ヒール部分のデザインです。
OGモデルのヒールには、基本的に何もロゴが入っていません。
つるっとしたシンプルなデザインになっていて、これが1985年のオリジナルモデルの仕様なんです。
この「何もない」という点が、逆にオリジナルへの忠実さを物語る証となっています。
一方で、非OGモデルの「RETRO」や「Mid」では、かかと部分にジャンプマンロゴが刺繍されていることがほとんどです。
このジャンプマンロゴは、エアジョーダン3以降のモデルで本格的に採用され始めた、ジョーダンブランドを象徴するアイコンですね。
なぜヒールのデザインが違うの?
この違いも、シュータンのロゴと同様に、オリジナル発売当時と、その後のジョーダンブランドの展開の歴史が関係しています。
オリジナル当時はまだジャンプマンロゴがスニーカーのデザインに組み込まれていなかったため、OGモデルはそれを忠実に再現してロゴを入れていないのです。
それに対して、非OGモデルはジョーダンブランドの製品として、ブランドの象徴であるジャンプマンロゴをヒールに配置することで、一目でエアジョーダンだと分かるようになっています。
ただし、ごく稀にコラボレーションモデルなどで、OG仕様でありながらヒールに特別なロゴ(例えばFragmentコラボのサンダーロゴなど)が入ることもあります。
基本的には「ヒールにロゴがなければOG、あれば非OG」と覚えておけば、ほとんどのケースで見分けることができますよ。
シューレースホールの数の違い
少しマニアックなポイントですが、シューレースホール(靴紐を通す穴)の数も、OGモデルと非OGモデルを見分けるための重要な違いの一つです。
「High」カットのモデルで比較した場合、OGモデルのシューレースホールは片側で「9つ」あります。
一番上まで紐を通すと、足首をしっかりとホールドしてくれる作りになっているのが特徴です。
これはバスケットボールシューズとしての機能性を追求した、オリジナルモデルの設計に基づいているんですよ。
それに対して、非OGモデルである「RETRO High」や、特に「Mid」カットのモデルでは、シューレースホールが片側で「8つ」しかありません。
OGモデルと比べると、足首周りの高さが少し低く設計されているため、ホールの数も一つ少なくなっているんですね。
ホールの数が違うと何が変わる?
たった一つの違いですが、実際に履いてみるとフィット感や見た目の印象が少し変わってきます。
9つのホールを持つOGモデルは、より足首をがっちりと固定する感覚が強いです。
一方、8つのホールのモデルは、少しだけ足首周りにゆとりが生まれ、着脱がしやすかったり、よりカジュアルな履きこなしがしやすかったりします。
このシューレースホールの数の違いは、パッと見ただけでは気づきにくいかもしれません。
でも、このディテールを知っていると、より深くエアジョーダン1の世界を楽しめるようになります。
スニーカーを手に取った際には、ぜひこの穴の数を数えてみてくださいね。
SE(Special Edition)モデルとの違い
エアジョーダン1を探していると、「SE」という表記が付いたモデルを見かけることがありますよね。
この「SE」とは、「Special Edition(スペシャルエディション)」の略で、特別な素材やデザイン、カラーリングが施された限定モデルのことを指します。
OGモデルがオリジナル仕様の再現を追求するのに対して、SEモデルは既存の枠にとらわれない、自由な発想で作られているのが最大の特徴です。
例えば、通常はレザーが使われる部分にパテント(エナメル)やスエード、サテン生地を使ったり、ユニークな柄や刺繍を取り入れたりすることがあります。
SEモデルはOGなの?非OGなの?
SEモデルは、そのベースとなるモデルによってOG仕様の場合と、非OG仕様の場合の両方が存在します。
見分け方はこれまで説明してきた方法と同じです。
シュータンのロゴが「NIKE AIR」で、シューレースホールが9つあれば、「OGベースのSEモデル」ということになります。
一方で、シュータンがジャンプマンロゴで、ホールが8つなら「非OG(Midなど)ベースのSEモデル」と判断できます。
SEモデルは、定番カラーとは一味違った、個性的な一足を探している方におすすめです。
使われている素材やデザインが特殊な分、OGモデルとはまた違った魅力があります。
ただし、使われている素材によっては、通常モデル以上にお手入れに気を使う必要がある場合もあります。
デザインの独創性や限定感を楽しみたいならSEモデルを、オリジナルへのリスペクトや普遍的なスタイルを求めるならOGモデルを選ぶなど、自分の好みに合わせて探してみると楽しいですよ。
OG仕様の忠実な復刻ディテール
OGモデルの魅力は、これまで紹介してきたロゴやホールの数だけではありません。
ファンを惹きつけるのは、目立たない部分にまで及ぶ、オリジナルへの忠実なこだわりなんです。
例えば、スニーカー全体のシルエットもその一つです。
OGモデルは、1985年当時のややシャープでくびれたような独特のフォルムを再現しようと努めています。
特に「85」というモデル名が付くものは、その再現度が非常に高いことで知られています。
また、スニーカーボックスもOG仕様の楽しみの一つです。
当時のデザインを復刻した特別な箱に入っていることが多く、箱を開ける前からワクワクさせてくれます。
細部へのこだわりが価値を高める
他にも、以下のような細かいディテールに違いが見られます。
- スウッシュ(ナイキのマーク)の形状や大きさ
- アッパーに使われるレザーの質感
- 付属するシューレース(靴紐)の種類や色
これらのディテールは、復刻される年代やモデルによっても少しずつ異なり、その違いを探すのもコレクターの楽しみ方の一つなんですね。
非OGモデルが現代的な履きやすさやデザインを追求しているのに対し、OGモデルは「古き良きオリジナル」の姿を私たちに伝えてくれるタイムマシンのような存在です。
一見すると同じように見えるエアジョーダン1でも、こうした細かなディテールに込められたストーリーを知ることで、一足への愛着がさらに深まります。
OGモデルを手に入れたら、ぜひ隅々までじっくりと観察してみてくださいね。
エアジョーダン1 レトロ ハイ OGとの違いを知って最適な一足を選ぶ

- High・Mid・Lowの明確な違い
- 幻のオリジナル「85」との違い
- モデルごとの定価と現在のリセール相場
- 偽物と本物を見分けるための注意点
- 初心者でもわかる後悔しない選び方
- 絶対に知っておきたい人気カラー
High・Mid・Lowの明確な違い
エアジョーダン1を選ぶとき、まず知っておきたいのが「High」「Mid」「Low」という3つの高さの違いです。
どれを選ぶかによって、見た目の印象やコーディネートのしやすさが大きく変わってきますよ。
この3つの違いを理解することが、あなたにピッタリの一足を見つける最初のステップになります。
種類 | カットの高さ | シューレースホールの数 | 主な特徴 |
High | 足首が完全に隠れる | 9つ(OG仕様) | オリジナルに最も近い。存在感があり、ファンからの人気も高い。 |
Mid | HighとLowの中間 | 8つ | ファッション性を高めたモデル。カラー展開が豊富で履きやすい。 |
Low | くるぶしが見える | – | 最もカジュアルで軽快。着脱しやすく、様々なスタイルに合う。 |
High(ハイ)
1985年のオリジナルモデルと同じ高さを持つのが「High」です。
バスケットボールシューズとしてのルーツを最も色濃く感じさせるシルエットで、OG仕様の多くがこの形でリリースされます。
足元にボリューム感と存在感を出したいなら、Highを選ぶのがおすすめです。
Mid(ミッド)
Highを少し履きやすく、ファッション向けにアレンジしたのが「Mid」です。
カットが少し低くなることで、パンツの裾に干渉しにくく、日常使いしやすいのが魅力ですね。
カラーバリエーションが非常に豊富で、OGモデルにはないユニークなデザインもたくさん見つかります。
Low(ロー)
最も軽快でカジュアルな印象なのが「Low」です。
くるぶしが見えるスッキリとしたデザインで、特に暖かい季節のコーディネートに活躍します。
脱ぎ履きがしやすいので、普段使いのスニーカーとして気軽に履きたい方にもピッタリですよ。
幻のオリジナル「85」との違い
エアジョーダン1の復刻モデルの中でも、ひときわ特別な存在として扱われるのが「85」という名を冠したモデルです。
これは、通常のOGモデル以上に、1985年に発売された初代エアジョーダン1のディテールを徹底的に再現した、こだわりの一足なんです。
いわば「復刻版の中の復刻版」のような、マニア心をくすぐるモデルと言えますね。
「Air Jordan 1 High ’85’」としてリリースされるこのモデルは、生産数が非常に限られており、入手は極めて困難です。
通常のOGモデルとの具体的な違い
では、どこがそんなに違うのでしょうか。
主な違いは以下の通りです。
- 全体のシルエット:ヒールカップの形や足首周りのくびれが、よりシャープでオリジナルに近い形状になっています。
- スウッシュの形状:ナイキのマークであるスウッシュが、現行のOGモデルよりも少し大きく、形も微妙に異なります。
- レザーの質感:当時の雰囲気を再現した、厚みがありしっかりとした質感のレザーが使われることが多いです。
まさに「履けるヴィンテージ」とも言えるクオリティで、その再現性の高さからコレクターの間で非常に高い評価を得ています。
通常のOGモデルもオリジナルへの敬意が込められた素晴らしいスニーカーですが、「85」はさらにその上を行く、ナイキの執念とも言えるこだわりが詰まった一足だと言えるでしょう。
モデルごとの定価と現在のリセール相場
エアジョーダン1を手に入れたいと思ったとき、気になるのがそのお値段ですよね。
モデルによって定価が異なり、さらに人気モデルはリセール市場(二次流通市場)で価格が大きく変動します。
まず、ナイキから直接販売される際の定価の目安は以下のようになっています。
- High OG:約20,000円~23,000円
- Mid:約15,000円~18,000円
- Low:約14,000円~17,000円
これはあくまで基本的な価格帯で、特別な素材を使ったSEモデルや、有名ブランドとのコラボモデルは、これよりも高く設定されることがほとんどです。
気になるリセール市場での価格
エアジョーダン1の本当にすごいところは、ここからの値動きです。
特に人気のOGモデルは、発売と同時に即完売し、リセール市場では定価の数倍の価格で取引されることも珍しくありません。
例えば、「シカゴ」のような伝説的なカラーのOG復刻版は、数十万円の値が付くこともあります。
一方で、MidやLowのモデルは、一部の超人気カラーを除けば、比較的落ち着いた価格で見つかることが多いです。
時には定価以下で手に入ることもあるので、初めての一足として狙ってみるのも良いかもしれません。
現在の正確な相場を知りたい場合は、「SNKRDUNK(スニーカーダンク)」などのスニーカー専門のフリマアプリで、モデル名を検索してみるのが一番分かりやすいですよ。
偽物と本物を見分けるための注意点
とても人気があるスニーカーだからこそ、残念ながらエアジョーダン1には精巧に作られた偽物がたくさん出回っています。
特にリセール市場で個人から購入する際は、偽物を買ってしまうリスクを避けるために、自分で見分ける知識を持つことがとても大切です。
高価な買い物で失敗しないために、いくつかチェックしておきたいポイントがありますよ。
ここをチェック!偽物を見分けるポイント
完璧に見分けるのはプロでも難しいですが、以下の点は分かりやすい判断材料になります。
- 全体のシルエット:本物はヒールにかけてのくびれが美しくシャープですが、偽物は全体的にずんぐりむっくりしていることが多いです。
- ロゴの精度:ウイングロゴの刻印やシュータンの「NIKE AIR」タグの縫い付けが雑だったり、文字が潰れていたりしたら要注意です。
- 縫製の質:本物は縫い目(ステッチ)が均一で綺麗ですが、偽物はガタガタしていたり、糸がほつれていたりします。
- レザーの質感と匂い:偽物は安っぽい合皮が使われていることが多く、独特の化学的な接着剤の匂いがすることがあります。
- 靴箱のラベル:箱に貼られたラベルの型番やサイズ表記が、スニーカー本体と一致しているか確認しましょう。
一番安心な買い方とは
一番安全で確実なのは、やはりナイキの公式アプリ「SNKRS」や、正規取扱店の抽選に参加して定価で購入することです。
もしリセール市場を利用する場合は、「SNKRDUNK」や「StockX」のように、プロの鑑定士が本物かどうかをチェックしてくれる「鑑定サービス付き」のプラットフォームを選ぶことを強くおすすめします。
少しでも「怪しいな」と感じたら、その取引は見送る勇気も大切ですよ。
初心者でもわかる後悔しない選び方
たくさんの種類があるエアジョーダン1の中から、自分にとって最高の一足を選ぶのは、嬉しい悩みですよね。
後悔しないためには、デザインの好みだけで選ぶのではなく、いくつかのステップを踏んで考えてみるのがおすすめです。
まず最初に、「何のために履きたいか」という目的をはっきりさせることが大切ですよ。
ステップ1:履くシーンをイメージする
まずは、あなたがどんな時にそのスニーカーを履きたいかを想像してみましょう。
スニーカーをコーディネートの主役にしたいなら、存在感のある「High」。
毎日気軽に、色々な服に合わせたいなら「Mid」。
夏場にショーツと合わせたり、軽快なスタイルが好きなら「Low」が向いています。
ステップ2:OG仕様にこだわるか考える
エアジョーダン1が持つ歴史やストーリーに魅力を感じるなら、オリジナルを忠実に再現した「OG」仕様がおすすめです。
一方で、もっと自由にカラーやデザインを楽しみたいなら、OGにこだわらず「Mid」や「SE」モデルに目を向けると、選択肢が一気に広がります。
ステップ3:予算を決める
定価で手に入れるのが理想ですが、人気モデルはリセール市場で探すことになります。
あらかじめ「いくらまでなら出せるか」という予算を決めておくと、無限にある選択肢の中から候補を絞りやすくなりますよ。
初心者の場合、まずは比較的価格が落ち着いている「Mid」や「Low」の、手持ちの服に合わせやすいカラーから試してみるのも、失敗しない良い方法です。
最終的には、スペックや人気に左右されすぎず、あなた自身が「これを履いて出かけたい!」と心から思える一足を選ぶのが、一番後悔しない選び方だと思います。
絶対に知っておきたい人気カラー
エアジョーダン1には、これまでに数えきれないほどのカラーバリエーションが発売されてきました。
その中でも、発売から何十年経っても色褪せない、特別な人気を誇る「名作カラー」が存在します。
これらのカラーを知っておくと、エアジョーダン1の奥深い世界がもっと楽しくなりますよ。
特に以下の3色は、「オリジナルカラー御三家」と呼ばれ、全てのエアジョーダン1の基本となる伝説的な存在です。
オリジナルカラー御三家
- シカゴ (Chicago)
赤・白・黒を使った、まさにエアジョーダン1を象徴するカラーです。マイケル・ジョーダンが所属したシカゴ・ブルズのチームカラーで、人気・知名度ともにナンバーワンと言えるでしょう。 - ブレッド (Bred) / Banned
黒と赤の組み合わせから「Black + Red = Bred」と呼ばれるカラーです。NBAから「派手すぎる」という理由で着用を禁止された、という有名なストーリーを持っています(通称”Banned”)。 - ロイヤル (Royal)
鮮やかな青と黒の組み合わせがクールな一足です。ジョーダン本人が試合で履いたことはないにもかかわらず、その美しいカラーリングで御三家の一角として絶大な人気を誇ります。
その他にも知っておきたい名作カラー
御三家以外にも、「シャドウ」と呼ばれる黒とグレーのシックなカラーや、「ブラックトゥ(つま黒)」といった名作がたくさんあります。
これらの人気カラーは、OGモデルとして復刻されるたびに激しい争奪戦が繰り広げられます。
なぜこれほどまでに人気なのかというと、ただカッコいいだけでなく、一つ一つのカラーにマイケル・ジョーダンの活躍を思い起こさせるストーリーが宿っているからなんですね。
まずはこのあたりの定番カラーからチェックしてみると、あなたの好みの方向性が見えてくるかもしれません。
エアジョーダン1 レトロ ハイ og 違いまとめ
- エアジョーダン1の「OG」とは、1985年のオリジナル仕様を忠実に再現したモデルのことです。
- OGと非OGの簡単な見分け方は、シュータンのロゴ(NIKE AIRかジャンプマンか)を確認することです。
- シューレースホールの数が、OGは9つ、Midなどの非OGは8つという違いもあります。
- High・Mid・Lowではカットの高さが異なり、履き心地やファッションの合わせやすさが変わります。
- モデルごとに定価は異なり、人気カラーはリセール相場で価格が大きく変動します。
- 偽物を避けるため、鑑定サービス付きのプラットフォームで購入するのが初心者には安心な選び方です。
- まずは「シカゴ」や「ブレッド」といった定番の人気カラーからチェックするのがおすすめです。