ニューバランス2002Rのサイズ感は、普段のサイズよりハーフサイズ(0.5cm)アップするのがおすすめです。
このモデルは「Dワイズ」という、やや細身の木型で作られています。
そのため、足幅が広い方や甲が高い方は、いつものサイズだと窮屈に感じてしまうかもしれません。
この記事では、ジャストサイズが合う人の特徴から、ナイキなどの人気モデルとの比較、ゴアテックスモデルの注意点まで詳しく紹介します。
あなたにぴったりの一足を見つけるための、最適なサイズ選びが分かります。
ニューバランス2002Rのサイズ感で失敗しないための選び方

- サイズ選びの基本的な考え方は?
- 標準ワイズ「D」はどのくらいの足幅に対応する?
- 足幅が広い人や甲が高い場合の最適なサイズは?
- 購入者のリアルな口コミや評判はどう?
- きついと感じる場合のサイズアップの目安は?
- ジャストサイズで履くのはどんな人におすすめ?
- ハーフサイズ上げるべきケースとは?
- 女性が選ぶ際のサイズ感のポイントは何?
サイズ選びの基本的な考え方は?
ニューバランス2002Rのサイズ選びは、基本的には普段履いているスニーカーと同じサイズか、ハーフサイズ(0.5cm)アップするのがおすすめです。
このモデルは、やや細身の「Dワイズ」という幅で作られているのが特徴になります。
そのため、足の形によってはいつものサイズだと少し窮屈に感じてしまうかもしれません。
自分の足のタイプを把握しよう
まずは、自分の足がどんなタイプかを知ることが大切です。
足幅が普通〜細めの方であれば、普段通りのサイズでぴったり合うことが多いでしょう。
一方で、足幅が広めの方や、足の甲が高い方は、ハーフサイズ上げることを検討してみてください。
靴下を履くことも考えて、少し余裕を持たせるのが失敗しないコツですよ。
試着できるなら午後がベスト
もしお店で試着できるなら、足がむくみやすい午後の時間帯に試すのがベストです。
朝と夕方では、足の大きさが0.5cmほど変わることもあると言われています。
一番大きい状態の足に合わせておけば、「買った後にきつくて履けない」なんて悲劇を防げます。
試着の際は、必ず普段履いているような靴下を持参して、両足とも履いて少し歩いてみてくださいね。
オンラインで購入する場合は、自分の足の長さ(かかとから一番長い指先まで)と足囲(親指と小指の付け根の骨が出っ張っている部分を一周)を測っておくと、より確実に自分に合うサイズを見つけられます。
標準ワイズ「D」はどのくらいの足幅に対応する?
ニューバランス2002Rで採用されている標準ワイズ「D」は、やや細めの足幅の方向けのサイズ感です。
具体的には、一般的な日本人の中では「普通」から「少し細い」と感じる方が多いフィット感になっています。
ニューバランスのサイズ展開は、足の長さだけでなく足囲(ワイズ)も考慮されているのが大きな特徴ですね。
ワイズの基準を知ろう
そもそもワイズとは、足の親指と小指の付け根の一番出っ張っている部分をぐるっと一周測った長さのことを指します。
アルファベットが後ろに行くほど幅が広くなる仕組みです。
例えば、女性用のワイズ展開は一般的に以下のようになっています。
- B:細い
- D:標準
- 2E:幅広
男性用だと「D」が標準なので、2002Rはメンズ基準の標準的な幅で作られていると理解しておくと分かりやすいです。
自分の足幅は「D」で大丈夫?
「D」ワイズが合うかどうかは、ご自身の足の形次第です。
これまでに他のブランドのスニーカーを履いて「幅がキツい」と感じた経験があまりない方なら、問題なく履ける可能性が高いでしょう。
逆に、普段から「幅広(ワイド)」と表記のある靴を選ぶことが多い方は、注意が必要です。
「D」ワイズは、見た目がスタイリッシュですっきり見えるというメリットもあります。
もしデザインが気に入っているけれど幅が心配な場合は、この後の見出しで解説する方法でサイズアップを検討するのが良い選択と言えるでしょう。
自分の足の正確なワイズを知りたい場合は、一度シューズショップで専門の機械を使って計測してもらうのもおすすめですよ。
足幅が広い人や甲が高い場合の最適なサイズは?
足幅が広い方や甲の高さが気になる方は、普段のサイズからハーフサイズ(0.5cm)からワンサイズ(1.0cm)アップするのが最適な選択です。
2002Rは「Dワイズ」という細めの作りなので、足の長さは合っていても、幅や甲が窮屈に感じられることがあります。
サイズを上げることで、横幅と甲周りに必要なゆとりが生まれて、快適な履き心地になりますよ。
どれくらいサイズを上げるべきかの目安
どのくらいサイズを上げるべきか、具体的な目安を紹介します。
- ハーフサイズ(0.5cm)アップ:少し幅広かな?と感じる方、厚手の靴下を履くことが多い方
- ワンサイズ(1.0cm)アップ:明らかに幅広・甲高だと自覚している方、ゆったりとした履き心地が好みの方
ただし、ワンサイズ以上上げてしまうと、今度はつま先が余りすぎて歩きにくくなる可能性があるので注意してください。
まずはハーフサイズアップから検討してみるのが失敗しにくい方法です。
サイズアップ以外の対処法
もしサイズを上げてもフィット感にしっくりこない場合や、デザイン的にジャストサイズで履きたい場合には、他の方法も試してみる価値があります。
一つは、靴紐の通し方を工夫することです。
甲の部分の紐を緩めに結んだり、「パラレル」や「オーバーラップ」といった、圧迫感の少ない結び方に変えるだけで、履き心地がかなり改善されることがあります。
また、インソール(中敷き)を薄手のものに交換するのも有効な手段です。
元々入っているインソールを外して、より薄い市販のものに入れ替えることで、靴内部のスペースに余裕が生まれます。
これらの方法を組み合わせることで、自分だけのベストなフィット感を見つけられるはずです。
購入者のリアルな口コミや評判はどう?
ニューバランス2002Rのサイズ感に関する口コミは、「普段通りでOK」という意見と、「ハーフサイズ上げた」という意見に大きく分かれています。
これは購入者の足の形の違いが大きく影響しているためで、全体的にはやや小さめ・細めという評判が優勢です。
実際に購入した方々のリアルな声を分析すると、サイズ選びのヒントが見えてきます。
「ジャストサイズでOK」だった人の声
普段から足幅が細め〜標準的な方の多くは、いつも通りのサイズで問題なかったと感じています。
- 「他のニューバランスと同じサイズでぴったりでした」
- 「最初は少しタイトに感じたけど、履いているうちに馴染んできた」
- 「フィット感が良く、歩いていて足がブレないのがいい」
このように、しっかりとしたホールド感を好む方にはジャストサイズが人気のようです。
履き始めは少しきつく感じても、徐々に自分の足に馴染んでくるという声も見られました。
「ハーフサイズアップが正解」だった人の声
一方で、足幅が広めの方や、ゆったりした履き心地が好きな方からは、ハーフサイズアップを推奨する声が多く挙がっています。
- 「口コミを信じて0.5cm上げたら、まさにシンデレラフィット!」
- 「幅広なのでハーフサイズアップ。厚手の靴下を履いても快適です」
- 「甲高なので迷わず0.5cm上げました。圧迫感がなくて正解でした」
特に、初めて2002Rを購入する方や、自分の足幅に自信がない方は、ハーフサイズアップしておくと安心感があるという意見が目立ちます。
オンラインで購入を検討している場合は、こうした「少し大きめを選んだ」というレビューを参考にすると、失敗のリスクを減らせそうですね。
きついと感じる場合のサイズアップの目安は?
もし2002Rを履いてみて「きつい」と感じた場合、まずはハーフサイズ(0.5cm)アップするのが基本の目安です。
特に、指の付け根あたりの横幅や、足の甲の部分に圧迫感がある場合は、サイズを上げることで解消される可能性が高いです。
長さは合っているのに幅だけがきつい、というケースがこのモデルにはよく見られます。
どんな時にサイズアップを検討すべきか
具体的にどのような状態になったらサイズアップを考えるべきか、いくつかのチェックポイントを挙げます。
- つま先が靴の先端に強く当たっている
- 長時間履いていると、小指や親指の付け根が痛くなる
- 靴を脱いだ時に、足の甲に靴紐の跡がくっきりと残る
- 厚手の靴下を履くと、明らかに足を入れるのが困難になる
これらのサインが一つでも当てはまるなら、それは靴が足に合っていない証拠です。
我慢して履き続けると、足を痛める原因にもなりかねないので、無理は禁物ですよ。
ハーフサイズアップとワンサイズアップの境目
ほとんどの場合はハーフサイズアップで快適になりますが、それでもまだ窮屈に感じる方はワンサイズ(1.0cm)アップを検討しましょう。
特に、生まれつき足の骨格がしっかりしている方や、海外ブランドの細い靴が全く入らないという経験がある方は、思い切ってワンサイズ上げた方が良い結果になることもあります。
ただし、先ほども触れたように、サイズを上げすぎるとかかとが浮きやすくなるデメリットもあります。
もし可能であれば、ハーフサイズアップとワンサイズアップの両方を履き比べてみて、歩いた時のフィット感を確かめるのが最も確実な方法です。
ジャストサイズで履くのはどんな人におすすめ?
ニューバランス2002Rをジャストサイズで履くのは、足幅が細めから標準的で、スニーカーにしっかりとしたホールド感を求める人におすすめです。
足と靴が一体になるようなフィット感は、歩行時の安定性を高めてくれます。
また、見た目もスタイリッシュに、すっきりと履きこなしたい方にもジャストサイズが良い選択肢となるでしょう。
ジャストサイズのメリット
ジャストサイズで履くことには、いくつかの明確なメリットがあります。
まず、靴の中で足が不必要に動かないため、靴擦れが起きにくく、長時間の歩行でも疲れにくいという点が挙げられます。
デザインの観点からは、靴本来のシャープなシルエットが際立ち、足元がスマートな印象になります。
特にスキニーパンツや細身のスラックスなど、きれいめなコーディネートに合わせたい場合には、ジャ-ストサイズの方がバランスを取りやすいです。
こんな人はジャストサイズを検討しよう
具体的に、以下のような特徴を持つ方はジャストサイズがフィットしやすいです。
- これまで他のスニーカーで「幅がゆるい」と感じることが多かった人
- 自分の足は甲が低く、全体的に薄い形だと自覚している人
- ランニングシューズのように、足に吸い付くような履き心地が好みの人
- 主に薄手の靴下を履くことが多い人
これらの条件に当てはまる方は、まずは普段通りのサイズを試してみる価値があります。
ただし、ニューバランスの中でもモデルによって木型(ラスト)は異なります。
2002Rが初めての方は、やはり一度試着をして、指先のゆとり(捨て寸)やかかとの収まり具合をチェックするのが安心ですね。
ハーフサイズ上げるべきケースとは?
ハーフサイズ(0.5cm)上げるべきなのは、主に足幅が広い方、甲が高い方、そして少しゆとりのある履き心地が好きな方です。
2002Rはデザイン的にやや細身なため、多くの方がハーフサイズアップすることで「ちょうど良い」と感じています。
特にオンラインでの購入で試着ができない場合は、迷ったらハーフサイズ上げておくのが失敗の少ない選択と言えるでしょう。
具体的な判断基準
どのような場合にハーフサイズ上げるべきか、具体的なシーンを考えてみましょう。
- 足幅が広い自覚がある:普段から3Eや4Eといった幅広の靴を選ぶことが多い方は、迷わずハーフサイズアップがおすすめです。
- 甲高である:靴紐をきつく締めなくても甲の部分に圧迫感を感じる方は、サイズを上げることで快適になります。
- 厚手の靴下をよく履く:秋冬シーズンにウール素材のソックスなどと合わせたい場合、あらかじめ余裕を持たせておくと安心です。
- リラックス感を重視する:スニーカーにフィット感よりも解放感を求めるなら、ハーフサイズ上げることで指先が自由に動かせるようになります。
- 夕方になると足がむくみやすい:1日中立ち仕事などをしている方は、むくんだ状態を想定して少し大きめを選ぶのが賢明です。
サイズアップの注意点
ハーフサイズ上げる際には、一つだけ注意点があります。
それは、つま先の「捨て寸」が大きくなりすぎないか、という点です。
捨て寸とは、歩行時に指が前にずれるための必要な空間のことで、一般的に1.0cm〜1.5cmが理想とされています。
サイズを上げたことで、このスペースが過剰になると、歩くときにつまずきやすくなったり、靴の中で足が前に滑ってしまったりすることがあります。
購入後は、靴紐をしっかりと締めて、かかとが浮かないかを確認することが大切です。
適切にフィットさせれば、ハーフサイズアップは多くの人にとって2002Rを快適に履くための最良の手段となります。
女性が選ぶ際のサイズ感のポイントは何?
女性がニューバランス2002Rを選ぶ際のポイントは、メンズモデル(ユニセックス)であることを理解し、普段履いているレディースのスニーカーよりハーフサイズ(0.5cm)下げるか、同じサイズを選ぶことです。
2002Rは基本的に男女兼用のサイズ展開で作られているため、一般的なレディース規格の靴よりも少し大きめの作りになっています。
そのため、いつもの感覚で選ぶと、少しゆるく感じてしまうかもしれません。
サイズ選びの具体的な選択肢
女性のサイズ選びには、主に3つのパターンが考えられます。
- ハーフサイズ下げる(例:普段24.0cm → 23.5cmを選択)
- 足幅が細く、甲も低い方におすすめ。
- ぴったりとしたフィット感で履きたい場合に適しています。
- いつものサイズと同じ(例:普段24.0cm → 24.0cmを選択)
- 最も多くの女性に当てはまる、標準的な選び方です。
- 少しゆとりがあり、厚手の靴下にも対応できます。
- ハーフサイズ上げる(例:普段24.0cm → 24.5cmを選択)
- 足幅が広め、甲が高い方や、かなりゆったり履きたい方におすすめです。
レディーススニーカーとの比較
例えば、ナイキやアディダスのレディースモデルで24.0cmを履いている場合、2002Rの24.0cmは少し大きく感じられる可能性が高いです。
これは、同じ「24.0cm」という表記でも、メンズ規格のワイズ(幅)がレディース規格よりも広く設計されているためです。
特に、足が小さめの方は、一番小さいサイズでも大きく感じることがあるかもしれません。
購入前には、自分の足の長さ(cm)を正確に測っておくと、より判断しやすくなります。
多くのオンラインストアでは、スタッフさんの着用レビューとして「普段レディースの〇〇cmで、このモデルは△△cmを履いています」といった情報が掲載されているので、そういったコメントを参考にするのも非常に有効な手段ですよ。
ニューバランス2002Rのサイズ感を人気モデルと比較レビュー

- ナイキのエアフォース1とのサイズの違いは?
- 定番モデル996と履き比べた感想は?
- 話題の1906Rとのサイズ感の違いを解説
- ゴアテックスモデルのサイズ選びで注意する点は?
- 2002Rミュールのサイズはスニーカーと同じでいい?
- 実際の履き心地は硬い?柔らかい?
- おしゃれな人のコーディネート事例を紹介
ナイキのエアフォース1とのサイズの違いは?
ナイキのエアフォース1と比較すると、ニューバランス2002Rは同じサイズでも少し小さく、特に横幅がタイトに感じられることが多いです。
そのため、エアフォース1と同じサイズ感で履きたい場合は、2002Rではハーフサイズ(0.5cm)アップするのがおすすめです。
この2つのモデルは、スニーカー好きなら誰もが気になる比較対象ですよね。
サイズ感の違いが生まれる理由
なぜサイズ感に違いが出るのか、その理由は主に靴の「木型(ラスト)」と「ワイズ(足幅)」にあります。
- エアフォース1:比較的、幅も甲の高さもゆとりのある作りです。多くの人がジャストサイズか、人によってはハーフサイズ下げることもあります。
- ニューバランス2002R:標準ワイズが「D」とやや細め。全体的にシャープなシルエットで、フィット感を重視した作りになっています。
つまり、エアフォース1のゆったりとした履き心地に慣れている方が、同じサイズの2002Rを履くと、横からの圧迫感を強く感じてしまう可能性があるのです。
具体的なサイズ選びの例
普段履いているサイズを基準に、具体的な選び方の例を表にまとめてみました。
普段のエアフォース1のサイズ | おすすめの2002Rのサイズ | 備考 |
27.0cm(ジャスト) | 27.5cm | 最も一般的な選び方。 |
27.0cm(少しゆとりあり) | 27.0cm | 2002Rでもタイトなフィット感が好みなら。 |
26.5cm(サイズを下げて着用) | 27.0cm | エアフォース1を小さめに履いている方は注意。 |
このように、ご自身がエアフォース1をどのようなフィット感で履いているかを基準に考えると、2002Rの適切なサイズが見えてきます。
ボリューム感のあるエアフォース1に対して、2002Rはよりスポーティーでスマートな印象なので、サイズ選び一つでコーディネート全体の雰囲気も変わってきますよ。
定番モデル996と履き比べた感想は?
ニューバランスの定番モデル996と比較した場合、2002Rは少しだけゆとりがある、またはほぼ同じサイズ感だと感じる方が多いです。
どちらのモデルも同じ「Dワイズ」が基本ですが、木型(ラスト)が異なるため、履き心地には微妙な違いが生まれます。
996のスッキリとしたフィット感に慣れている方なら、2002Rも同じサイズで問題なく履ける可能性が高いでしょう。
履き心地の具体的な違い
実際に両方を履き比べてみると、いくつかの違いに気づきます。
996は、全体的にスリムで、特に足先にかけてシャープなシルエットが特徴です。
クラシックなデザインで、良くも悪くもシンプルな履き心地だと言えます。
一方、2002Rは、元々がパフォーマンスランニングシューズだったこともあり、より立体的な作りになっています。
衝撃吸収性に優れた「N-ERGY(エナジー)」や「ABZORB(アブゾーブ)」といったテクノロジーを搭載したミッドソールは、996よりも厚みとクッション性があります。
このソールユニットの違いから、2002Rの方が足裏のサポート感が強く、少しボリュームがあるように感じるかもしれません。
サイズ選びのポイント
996をジャストサイズで快適に履けている方なら、2002Rも同じサイズを選ぶのが基本線です。
- 普段996を26.5cmで履いている → 2002Rも26.5cmを試してみる。
ただし、もし996を履いていて「少し幅がタイトだな」と感じている場合は、2002Rではハーフサイズ(0.5cm)上げてみると、より快適なフィット感が得られるかもしれません。
逆に、2002Rの少しボリュームのある感じが好みで、よりリラックスして履きたいという方もハーフサイズアップを検討する価値があります。
同じブランド内でも、こうしたモデルごとの微妙なニュアンスの違いを知っておくと、オンラインでの靴選びも楽しくなりますね。
話題の1906Rとのサイズ感の違いを解説
話題のモデル1906Rと2002Rのサイズ感は、基本的に「同じ」と考えて問題ありません。
なぜなら、この2つのモデルは同じソールユニット(靴底のパーツ)を使用しているため、足を入れた時の感触やフィット感が非常に似ています。
どちらか一方のサイズが分かっていれば、もう一方のモデルも同じサイズを選ぶことで、ほぼ間違いなくフィットするでしょう。
なぜサイズ感が似ているのか
1906Rと2002Rが似ている理由は、その開発経緯にあります。
もともと2002年に登場したUSA製のフラッグシップモデル「MR2002」がありました。
その「MR2002」のアッパー(靴の甲を覆う部分)デザインに、高いパフォーマンスを誇るランニングシューズ「M860 v2」のソールユニットを組み合わせたのが、現在人気の「2002R」です。
そして、2010年に登場した「MR1906」の復刻モデルである「1906R」も、同じく「M860 v2」のソールユニットを採用して作られました。
つまり、土台となるソールが全く同じなので、サイズ感も酷似しているというわけです。
デザインと履き心地のわずかな差
サイズ感は同じですが、アッパーのデザインが異なるため、履き心地にわずかな差を感じる方もいます。
2002Rは、比較的レザーやスエードといった素材が多く使われ、しっかりとしたホールド感があります。
一方、1906Rはメッシュ素材を多用し、よりスポーティーで通気性が高いデザインです。
この素材の違いから、1906Rの方が少しだけ足当たりが柔らかく、柔軟に感じられるかもしれません。
とはいえ、これは好みのレベルの差であり、サイズ選びに影響を与えるほどではありません。
2002Rか1906Rかで迷っている方は、サイズ感の心配はせず、純粋にデザインの好みで選んでしまって大丈夫ですよ。
ゴアテックスモデルのサイズ選びで注意する点は?
2002Rのゴアテックス(GORE-TEX)モデルを選ぶ際は、通常のモデルよりもハーフサイズ(0.5cm)アップすることを強くおすすめします。
その理由は、防水透湿性に優れたゴアテックスファブリクスが、靴の内側に膜として一枚追加されているためです。
この内側の膜の厚みの分だけ、靴の内部空間が少し狭くなっているのです。
なぜサイズアップが必要なのか
通常の2002Rでジャストサイズの方でも、ゴアテックスモデルで同じサイズを選ぶと、圧迫感を感じてしまう可能性が非常に高いです。
特に、つま先周りや甲の部分がタイトに感じられるでしょう。
ゴアテックスの機能は、雨や雪の日に水の侵入を防ぎつつ、靴の中の湿気は外に逃がしてくれるという素晴らしいものです。
しかし、その快適性を最大限に活かすためには、足と靴の間に適度な空間が必要です。
サイズが小さすぎると、足が圧迫されて血行が悪くなったり、湿気がうまく排出されずに逆に蒸れを感じてしまったりすることもあります。
通常モデルとのサイズ選び比較
通常のモデルでハーフサイズアップしている方はどうすれば良いのでしょうか。
- 通常モデルでジャストサイズ → ゴアテックスモデルはハーフサイズアップ
- 通常モデルでハーフサイズアップ → ゴアテックスモデルも同じくハーフサイズアップ、もしくはワンサイズアップを検討
普段から幅広でサイズを上げている方は、ゴアテックスモデルでも同じようにハーフサイズ上げたサイズで試着してみるのが良いでしょう。
もしそれでも窮屈に感じるようであれば、ワンサイズ(1.0cm)アップも視野に入れてみてください。
天候を気にせず履ける便利な一足だからこそ、サイズ選びは慎重に行い、最高の履き心地を手に入れたいですね。
2002Rミュールのサイズはスニーカーと同じでいい?
2002Rのミュールタイプを選ぶ場合、基本的にはスニーカーの2002Rと同じサイズを選ぶのがおすすめです。
かかとがないデザインですが、アッパー部分の作りやワイズ(幅)はスニーカータイプと共通しているため、同じサイズでフィットするように設計されています。
ただし、履き方や好みのフィット感によって、選び方が少し変わってくることもあります。
サイズ選びの3つのパターン
ミュールのサイズ選びは、主に3つのパターンに分かれます。
- スニーカーと同じサイズを選ぶ
- 最も一般的な選び方です。
- 靴下を履いてもちょうど良いフィット感が得られます。甲の部分でしっかりホールドされるため、歩いていて脱げてしまう心配も少ないです。
- ハーフサイズ下げる
- 素足で履くことが多い方や、よりピッタリとしたフィット感を求める方におすすめです。
- かかとが少しだけインソールのフチから出るくらいの、いわゆる「ジャストフィット」で履きこなしたい場合に適しています。
- ハーフサイズ上げる
- 厚手の靴下と合わせたい方や、かなりリラックスした履き心地が好みの方におすすめです。
- 着脱のしやすさを最優先したい場合にも良い選択肢となります。
注意したいポイント
ミュールタイプで注意したいのは、サイズが大きすぎると歩行中に足が前後にずれてしまい、かえって歩きにくくなることがある点です。
かかとがない分、甲の部分のフィット感が非常に重要になります。
スニーカーと同じサイズを選んでおけば、甲のホールド感は維持されるため、大きな失敗はしにくいでしょう。
オンラインで購入する際にも、まずは普段履いている2002Rスニーカーと同じサイズを基準に考え、自分の履き方のスタイルに合わせて微調整するのが、最適な一足を見つけるためのコツですよ。
実際の履き心地は硬い?柔らかい?
ニューバランス2002Rの履き心地は、「しっかりとした安定感」と「衝撃を吸収する柔らかさ」が見事に両立している、と表現するのが最も的確です。
硬いか柔らかいかで言えば、フワフワと沈み込むような柔らかさではなく、地面からの衝撃はしっかり吸収しつつ、足元を安定させてくれるタイプの快適な履き心地です。
この絶妙なバランスが、多くの人から支持される理由の一つになっています。
履き心地の秘密はソールにあり
この独特な履き心地を生み出しているのは、ミッドソールに搭載された2つの高性能テクノロジーです。
- N-ERGY(エナジー):かかと部分に搭載されており、着地時の衝撃を吸収し、そのエネルギーを次の一歩への反発力に変えてくれます。これが、硬さの中に感じるクッション性の正体です。
- ABZORB(アブゾーブ):ミッドソール全体に使われている素材で、優れた衝撃吸収性と反発弾性を備えています。長時間の歩行でも疲れにくいのは、この素材のおかげです。
これらのテクノロジーは、もともとトップクラスのランニングシューズに採用されていたもの。
そのため、単に街で履くだけでなく、たくさん歩く日でも足への負担を大幅に軽減してくれるのです。
他のモデルとの比較
例えば、ニューバランスの中でも「雲の上を歩くよう」と評されるFresh Foam(フレッシュフォーム)シリーズのモデルと比較すると、2002Rは少し硬めに感じられるかもしれません。
しかし、996などのクラシックなモデルと比べると、明らかにハイテクなクッション性を感じることができます。
硬い路面のアスファルトを歩く際には、この「硬すぎず、柔らかすぎない」ソールが最も疲れにくいと感じる方が多いはずです。
デザイン性だけでなく、本格的な機能に裏打ちされた快適な履き心地も、2002Rの大きな魅力と言えるでしょう。
おしゃれな人のコーディネート事例を紹介
ニューバランス2002Rは、その絶妙なボリューム感とテクニカルなデザインで、どんなコーディネートもおしゃれに格上げしてくれる万能スニーカーです。
きれいめスタイルの「はずし」としても、カジュアルコーデの主役としても大活躍します。
おしゃれな人たちが実際にどのように履きこなしているのか、具体的な事例を見ていきましょう。
きれいめコーデに合わせるテクニック
スラックスやロングスカートといった、きれいめなアイテムに2002Rを合わせるのが今のトレンドです。
- スラックスとの組み合わせ
- 細身の黒いスラックスに、グレーの2002Rを合わせるだけで、上品さとスポーティーさがミックスされたこなれた印象になります。
- 足元に少しボリュームが出ることで、全体のバランスが取りやすくなります。
- スカートとの組み合わせ
- 揺れる素材のプリーツスカートや、タイトなロングスカートの足元に2002Rを投入。
- フェミニンなスタイルにあえてスニーカーを加えることで、甘さが抑えられ、洗練された大人カジュアルが完成します。
カジュアルコーデを格上げする使い方
デニムやカーゴパンツといった定番のカジュアルアイテムも、2002Rを合わせるだけで一気に今っぽくなります。
- デニムスタイル
- シンプルな白Tシャツとブルージーンズという王道の組み合わせも、足元が2002Rになるだけで、手抜き感のない計算されたスタイルに見えます。
- 少し色褪せたヴィンテージライクなデニムとの相性も抜群です。
- ワントーンコーデの差し色に
- ベージュや白、黒などで全身の色を統一したワントーンコーデに、あえて違う色の2002Rを合わせるのも上級者テクニック。
- スニーカーが主役になり、コーディネートにメリハリが生まれます。
2002Rはカラーバリエーションも豊富なので、自分の持っている服に合わせやすい一足を見つけて、ぜひ色々なスタイルに挑戦してみてくださいね。
2002R サイズ感まとめ
- 2002Rのサイズ選びは、やや細めの「Dワイズ」のためハーフサイズアップが基本です。
- 足幅が細い方やフィット感を重視するならジャストサイズも選択肢になります。
- ナイキのエアフォース1より小さめなため、0.5cm上げて選ぶのがおすすめです。
- 人気の1906Rや定番の996とは、ほぼ同じサイズ感で問題ありません。
- 防水のゴアテックスモデルは、生地の厚みからハーフサイズアップが必須です。
- 女性はメンズ規格のため、普段のレディース靴と同じかハーフサイズ下を検討します。
- ミュールタイプもかかとが無いだけで、スニーカーと同じサイズ選びで大丈夫です。