【比較】ニューバランス574の2EとDの違いは?失敗しないサイズ・ワイズの選び方

【比較】ニューバランス574の2EとDの違いは?失敗しないサイズ・ワイズの選び方

ニューバランス574のワイズ「2E」と「D」の最も大きな違いは、足囲の広さです。

一般的に「2E」の方が「D」よりも幅が広いワイドな設計になっています。

この記事では、どちらのワイズがどんな足のタイプに合うのかを分かりやすく比較します。

自分の足に合うワイズを正しく計測する方法から、人気モデル996との違い、購入で失敗しないための選び方のポイントまでご紹介。

これを読めば、あなたの足にぴったりの一足が見つかります。

目次

ニューバランス574の2EとDの違いを分かりやすく比較


そもそもニューバランスの「ワイズ(足囲)」とは何?

ニューバランスの靴でよく見る「ワイズ」とは、靴の横幅のことではなく、「足の親指と小指の付け根の一番出っ張った部分をぐるっと一周測った長さ(足囲)」のことを指します。

多くの靴ブランドでは、サイズというと「足長(かかとからつま先までの長さ)」のことだけを考えがちです。

しかしニューバランスは、この足囲である「ワイズ」を非常に重視しており、同じサイズの靴でも複数のワイズを展開しているのが大きな特徴です。

足の長さだけでなく、このワイズも自分の足に合ったものを選ぶことで、驚くほど快適なフィット感が得られます。

ワイズが合わないとどうなる?

もしワイズが合っていない靴を履き続けると、様々な足のトラブルの原因になります。

  • ワイズが狭い場合:靴の中で足が圧迫されてしまい、靴擦れやタコ、外反母趾などを引き起こす可能性があります。
  • ワイズが広い場合:靴の中で足が前後にずれてしまい、歩きにくさや疲れやすさを感じたり、爪を痛めたりすることがあります。

自分の足にぴったりの一足を見つけるためには、足長だけでなく、このワイズという考え方がとても大切になるのです。

574をはじめとするニューバランスの靴を選ぶ際は、ぜひこの「ワイズ」を意識してみてください。

一覧で比較!2EとDはどっちがどれくらい幅広なの?

ニューバランス574のワイズ「2E」と「D」を比較すると、「2E」の方が「D」よりも幅が広い(ワイドな)規格です。

一般的に、メンズモデルを基準にした場合、「D」が標準的な幅、「2E」はそれよりもゆとりのある幅広な設計になっています。

アルファベットや数字が大きくなるほど、ワイズは広くなっていきます。

つまり、D → E → EE(2E) → EEE(3E) → EEEE(4E) の順に、どんどん幅が広くなっていくとイメージすると分かりやすいです。

メンズとレディースのワイズ比較表

メンズとレディースでは、同じアルファベットでも基準となる幅が異なります。

下の表で、それぞれのワイズがどのような位置づけになるのかを確認してみましょう。

ワイズメンズでの位置づけレディースでの位置づけ
Bやや細い標準
D標準やや幅広
2E幅広かなり幅広
4E超幅広

このように、メンズにとっての「標準(D)」は、レディースにとっては「やや幅広」に相当します。

逆にレディースの「標準(B)」は、メンズにとっては「やや細い」ということになります。

この違いを理解しておかないと、ユニセックスモデルなどを購入する際にサイズ選びで失敗してしまう可能性があるので注意が必要です。

574を選ぶ際には、まずご自身の性別に合わせた基準で「D」と「2E」の違いを捉えることが重要です。

メンズとレディースでワイズの基準は異なる?

はい、ニューバランスのワイズはメンズとレディースで基準が明確に異なります。

同じ「D」というワイズ表記でも、メンズの「D」とレディースの「D」では、実際の足囲の寸法が違うのです。

これは、男女の足の骨格や肉付きの平均的な違いに基づいています。

一般的に、男性の方が女性よりも足囲が広くなる傾向があるため、メンズのワイズはレディースよりも全体的に広く作られています。

具体的な基準の違い

具体的に、それぞれの性別で「標準」とされるワイズが異なります。

  • メンズの標準ワイズ:「D」
  • レディースの標準ワイズ:「B」

この基準を知っておくと、ワイズ選びがとてもスムーズになります。

例えば、ある女性が「自分の足は標準的な幅だ」と感じている場合、選ぶべきは「B」ワイズということになります。

もしその女性がメンズモデルやユニセックスモデルの「D」ワイズを履くと、標準よりも幅広な作りのため、少し緩く感じてしまうかもしれません。

ユニセックスモデルを選ぶ時の注意点

ニューバランス574には、男女兼用のユニセックスモデルも多く存在します。

ユニセックスモデルのワイズは、基本的にメンズの基準(Dが標準)で作られていることが多いです。

そのため、女性がユニセックスモデルを選ぶ際は注意が必要です。

普段レディースの「B」ワイズを履いている方なら、同じ感覚でユニセックスの「D」を選ぶと大きく感じてしまう可能性があります。

自分の足が細めだと感じている女性は、ユニセックスモデルを避けるか、中敷きなどで調整することを前提に購入するのが良いでしょう。

標準的な日本人の足には2EとDのどちらがフィットしやすい?

あくまで一般的な傾向ですが、幅広・甲高と言われることが多い日本人の足には「2E」ワイズの方がフィットしやすいと言われています。

欧米人と比べると、日本人は足の長さ(足長)が同じでも、足の周囲の長さ(足囲)が広い傾向にあるためです。

ニューバランスの「D」ワイズは、欧米人の標準的な足幅を基準に作られているため、日本人にとっては少し窮屈に感じてしまうケースが少なくありません。

もしあなたが他のメーカーの靴を履いていて「小指のあたりがいつもきついな」と感じることが多いなら、2Eワイズを試してみる価値は十分にあります。

なぜ「2E」がおすすめなの?

2Eワイズは、Dワイズに比べて指の付け根周りにゆとりを持たせた設計になっています。

このゆとりが、幅広な足にとっては非常に重要です。

足が靴の中で不自然に圧迫されることがないため、長時間の歩行でも疲れにくく、靴擦れなどのトラブルも起きにくくなります。

特に、足の指を自由に動かせることは、正しい歩行と足の健康にとってとても大切です。

ただし、思い込みは禁物です

「日本人は幅広だから2E」というのは、あくまで統計的な傾向に過ぎません。

もちろん、日本人の中にも足幅が細い方はたくさんいます。

そのような方が2Eワイズを履くと、靴の中で足が動いてしまい、かえって歩きにくさを感じてしまうでしょう。

最も大切なのは、一般的な傾向に流されるのではなく、ご自身の足の形を正しく理解することです。

まずは自分の足が本当に幅広なのか、それとも標準的なのかを見極めることが、最適なワイズ選びの第一歩となります。

幅広・甲高の人はどのワイズを選ぶべき?

ご自身の足が「幅広・甲高」だと自覚している方は、迷わず「2E」以上のワイズを選ぶことを強くおすすめします。

ニューバランスの「D」ワイズは標準的な幅なので、幅広の方が履くと小指の付け根あたりが圧迫されたり、甲の部分が窮屈に感じられたりすることが多いです。

特に574は、他のモデルに比べてやや丸みを帯びたデザインですが、それでもワイズが合っていなければ快適な履き心地は得られません。

サイズ選びで失敗しないためにも、最初から「2E」や、さらに幅広な「4E」を候補に入れて検討するのが賢明です。

ワイズ選びでチェックしたいポイント

幅広・甲高さんが試着する際には、以下の点を意識してみてください。

  • つま先のゆとり:靴を履いて立った状態で、つま先に1cm〜1.5cmほどの余裕(捨て寸)があるか。
  • 指の付け根のフィット感:親指や小指の付け根が、靴の側面に強く当たっていないか。
  • 甲の圧迫感:靴紐を結んだ状態で、甲の部分が締め付けられるような痛みを感じないか。
  • かかとのホールド感:歩いてみて、かかとがパカパカと浮いてしまわないか。

これらのポイントを確認することで、自分にぴったりのワイズを見つけやすくなります。

もし「2E」でもきつく感じたら

もし2Eを試着してもまだ窮屈に感じる場合は、さらに幅広な「4E(フォーイー)」というワイズの展開があるモデルを探してみましょう。

全てのモデルに4Eの展開があるわけではありませんが、ウォーキングシューズなどでは比較的見つけやすいです。

自分の足に合うワイズがないからといって、無理にサイズを上げて大きい靴を履くのはNGです。

足のトラブルを避けるためにも、根気強く自分の足にフィットするワイズを探すことが大切です。

Dワイズはきついって本当?実際の口コミを調査

「ニューバランスのDワイズはきつい」という口コミは、確かによく見られますが、これは主に足幅が広めの方からの意見である場合がほとんどです。

足幅が標準、もしくは細めの方にとっては、Dワイズはむしろ心地よいフィット感を提供してくれます。

つまり、「Dワイズがきつい」かどうかは、その人の足の形によって答えが全く変わってくる、というのが実際のところです。

この口コミに惑わされず、自分の足に合うかどうかで判断することが何よりも重要です。

「きつい」と感じる人の口コミ

Dワイズを履いて「きつい」と感じた方の口コミには、以下のような内容が多く見られます。

  • 「幅広の自分には、半日履いていると小指が痛くなってくる」
  • 「デザインは好きなのに、甲の部分が圧迫されてしまって断念した」
  • 「最初は良くても、夕方になって足がむくんでくると窮屈に感じる」

これらの意見は、主に足幅が広い、または甲が高い方のリアルな感想と言えるでしょう。

自分の足の形がこれに近いと感じる方は、Dワイズを選ぶ際には慎重な試着が必要です。

「ちょうどいい」と感じる人の口コミ

一方で、Dワイズがぴったりだと感じている方からは、このようなポジティブな声が上がっています。

  • 「足幅が狭い私にとっては、Dワイズのフィット感が最高です」
  • 「2Eだと靴の中で足が動いてしまうけど、Dだとしっかりホールドされる感じがする」
  • 「シルエットがシャープに見えるので、Dワイズを選んでよかった」

このように、足幅が標準かそれ以下の方にとっては、Dワイズは理想的なフィット感をもたらしてくれる存在です。

結局のところ、Dワイズが良いか悪いかではなく、あなたの足に合っているかどうかが全てです。

ネット上の口コミはあくまで参考程度にとどめ、必ず自分の足で履き心地を確かめるようにしましょう。

ニューバランス574で2EとDの違いを理解した上での正しい選び方

自宅で簡単!自分の足のワイズを正確に計測する方法

メジャーと紙、ペンを用意すれば、自宅でも簡単にご自身の足のワイズ(足囲)を計測し、最適なサイズを知ることができます。

お店で計測してもらうのが一番確実ですが、まずは自宅で目安を知っておくだけでも、靴選びが格段にしやすくなります。

特にオンラインで靴の購入を検討している場合は、失敗を防ぐために、このセルフ計測をぜひ一度行ってみてください。

ワイズのセルフ計測手順

以下の4つのステップで、誰でも簡単に計測できます。

  1. 足の輪郭を紙に写す
    まず、床に置いた紙の上にまっすぐ立ち、かかとを壁につけます。そして、ペンを垂直に立てながら、足の周りをなぞって輪郭を写し取ります。この時、体重がしっかりかかった状態で、誰かに手伝ってもらうのが理想です。
  2. 「足長」を測る
    写し取った輪郭の一番長い部分、つまりかかとの端から一番長い指の先端までを定規で測ります。これがあなたの「足長」です。
  3. 「足囲(ワイズ)」を測る
    次に、親指の付け根の一番出っ張った骨と、小指の付け根の一番出っ張った骨を通るように、メジャーを足にぐるっと一周させます。この時、メジャーが斜めにならないように注意してください。この数値があなたの「足囲」です。
  4. サイズチャートで確認する
    最後に、計測した「足長」と「足囲」の2つの数値を、ニューバランス公式サイトなどで公開されている「サイズチャート」に当てはめます。そうすると、あなたの足に最適なワイズがBなのか、Dなのか、それとも2Eなのかが分かります。

計測は、足がむくみやすい夕方に行うのがおすすめです。

また、左右で足の大きさが違うことも多いので、必ず両足を計測し、大きい方の足に合わせてサイズを選ぶようにしましょう。

人気モデル「996」のワイズDとの違いは?

ニューバランスの人気モデル「574」と「996」は、どちらもDワイズが基本ですが、同じDワイズでも履き心地やフィット感には違いがあります。

その最も大きな違いは、靴の木型(ラスト)にあります。

574は丸みを帯びたぽってりとした木型を使っているのに対し、996はより細身でシャープな木型を採用しています。

そのため、同じDワイズでも、574の方が指先周りにややゆとりを感じやすく、996は全体的にスリムなフィット感になるのが特徴です。

履き心地の具体的な違い

木型が違うことで、具体的にどのような履き心地の違いが生まれるのでしょうか。

  • ニューバランス 574のDワイズ
    オフロードランニングシューズがベースのため、安定感があり、指先にゆとりを感じやすい作りです。幅広の方でも、996のDワイズよりは楽に感じるかもしれません。カジュアルでボリューム感のある見た目が特徴です。
  • ニューバランス 996のDワイズ
    オンロードランニングシューズがベースなので、全体的にシュッとした細身のシルエットです。足全体を包み込むような、よりフィット感の高い履き心地を求める方に向いています。きれいめな服装にも合わせやすい、スマートな印象です。

どちらのDワイズを選ぶべき?

どちらのモデルのDワイズを選ぶべきかは、あなたの足の形や、どのような履き心地を好むかによって決まります。

  • 574がおすすめな人:足幅がやや広めの方、指先が窮屈なのが苦手な方、安定感のある履き心地が好きな方。
  • 996がおすすめな人:足幅が標準〜細めの方、すっきりとしたシルエットが好きな方、ホールド感の高いフィット感が好みの方。

もしあなたが「幅広だからDワイズは無理」と思い込んでいる場合でも、574のDワイズなら快適に履ける可能性があります。

逆に、足幅が細めの方は、574だと少し緩く感じ、996の方がしっくりくるかもしれません。

モデルによって同じワイズでも違いがあることを理解し、ぜひ両方を履き比べてみてください。

U574とML574でワイズの選び方は変わる?

結論から言うと、現行のU574と旧モデルのML574では、ワイズの選び方は基本的に同じと考えて問題ありません。

どちらのモデルも、ユニセックスモデルとして展開されており、ワイズの基準はメンズ規格の「D(標準)」と「2E(幅広)」が中心です。

U574は、ML574の後継モデルとして登場し、サステナブルな素材を使用するなど環境に配慮した作りになっていますが、サイズ感や木型(ラスト)に大きな変更はありません。

そのため、以前ML574のDワイズを履いていた方は、U574でも同じくDワイズを選んで大丈夫なケースがほとんどです。

U574とML574の主な違い

ワイズの選び方は同じですが、参考までに両者の主な違いを知っておきましょう。

項目U574(現行モデル)ML574(旧モデル)
素材環境に配慮したエコな素材やリサイクル素材を積極的に使用従来のスエードやメッシュが中心
コンセプトサステナビリティを重視クラシックなデザインを継承
サイズ感ML574とほぼ同じ従来の574のサイズ感
ワイズ展開主にD、2E主にD、2E

このように、最も大きな違いは使用されている素材や環境への配慮という点です。

履き心地を左右するラストやサイズ感については、大きな変更が加えられていないため、これまでと同じ選び方で問題ないでしょう。

安心して同じサイズ選びを

モデル名が変わると「サイズ感も変わったのでは?」と不安になるかもしれません。

しかし、ニューバランスのような歴史のあるブランドは、人気モデルの履き心地を大きく変えることは稀です。

U574へのアップデートは、あくまで地球環境への配慮が主な目的です。

もしML574を愛用していた方は、安心して同じサイズ、同じワイズで後継モデルのU574を試してみてください。

もちろん、個体差や素材による微妙な違いはあるかもしれないので、可能であれば一度試着してみるのが最も確実です。

ABCマート限定モデルのワイズ展開をチェック

ABCマートで販売されているニューバランス574の限定モデルや別注モデルは、多くの場合、ワイズが「D」のみの展開となっています。

ニューバランス公式では「D」と「2E」の両方を扱っているモデルでも、ABCマートのような販売店独自のモデルになると、より多くの人にフィットしやすい標準の「D」ワイズに絞って生産されることが多いです。

そのため、普段から「2E」ワイズを愛用している幅広足の方は、ABCマート限定モデルを購入する際には注意が必要です。

デザインが気に入っても、自分の足に合わない可能性を考えておく必要があります。

なぜ「D」ワイズが多いのか?

販売店が限定モデルを作る際に「D」ワイズに絞るのには、生産効率や在庫管理の観点からの理由が考えられます。

  • 生産コストの削減:ワイズの種類を一つに絞ることで、生産ラインを簡素化し、コストを抑えることができます。
  • 在庫リスクの軽減:複数のワイズを展開すると、どちらかの在庫が余ってしまうリスクがあります。最も標準的で売れ筋の「D」に絞ることで、そのリスクを減らせます。
  • ターゲット層:限定モデルはファッション性を重視することが多く、シルエットがシャープに見える「D」ワイズが好まれる傾向もあります。

これらの理由から、特にデザイン性の高い限定モデルでは「D」ワイズのみの取り扱いとなるケースが多く見られます。

ABCマートで買う時の注意点

もしあなたが幅広足で、ABCマートで気に入った574を見つけた場合は、まずそのモデルのワイズ展開を確認しましょう。

タグや箱にワイズが表記されているはずです。

もし「D」ワイズしか展開がない場合は、必ず試着をしてください。

574は比較的ゆとりのある作りですが、それでもDワイズがきつく感じるかもしれません。

デザインだけで選んでしまい、結局足が痛くて履けなくなってしまうのが一番もったいないです。

もしフィットしない場合は、デザインは少し違っても、ニューバランスの公式サイトや直営店で「2E」ワイズのモデルを探すことをおすすめします。

試着なしでオンライン購入する場合のサイズ選びのポイント

試着なしでニューバランス574をオンライン購入する際は、「現在履いている靴のサイズを基準にしないこと」と「必ず自分の足の実寸を計測すること」が最も重要なポイントです。

メーカーやモデルによって靴のサイズ感は大きく異なるため、「いつも24cmだから」という理由だけで選ぶのは非常に危険です。

特にワイズの違いは、オンラインの画面では分かりません。

失敗の確率を少しでも下げるために、購入ボタンを押す前に、手間を惜しまず自分の足の正確なサイズを把握しましょう。

オンライン購入で失敗しないための3ステップ

オンラインでのサイズ選びは、以下の3つのステップで行うのがおすすめです。

  1. 足の実寸(足長と足囲)を計測する
    まずは、メジャーと紙、ペンを使って、自分の足の「長さ」と「足囲(ワイズ)」を正確に計測します。計測は、足がむくみやすい夕方に行い、必ず両足を測ってください。
  2. 公式サイトのサイズチャートと照合する
    計測した数値を、ニューバランス公式サイトのサイズチャートと照らし合わせます。これにより、自分に最適なサイズとワイズ(Dか2Eかなど)の目安が分かります。
  3. レビューや口コミを参考にする
    購入したいモデルのレビューをチェックし、サイズ感に関するコメントを探します。「普段より大きめがおすすめ」「幅広の人はワンサイズアップが良い」といったリアルな声は非常に参考になります。ただし、あくまで参考程度にとどめ、自分の足の計測値を最も重視してください。

それでも迷った時の考え方

もしサイズチャートを見てもDと2Eで迷ってしまう場合は、ご自身の足の特徴を思い出してみてください。

  • 他のスニーカーで小指が痛くなることが多い → 2Eを選ぶ方が安全
  • どんな靴でも幅は気になったことがない → Dでフィットする可能性が高い

また、迷った場合はハーフサイズ(0.5cm)大きい方を選び、インソール(中敷き)で調整するという方法もあります。

少し手間はかかりますが、このステップを踏むだけで、オンラインショッピングでの失敗を劇的に減らすことができます。

【体験談】2EとDそれぞれのフィット感や履き心地のリアルな感想

ニューバランス574の「2E」と「D」ワイズを実際に履き比べてみると、そのフィット感や履き心地には明確な違いがあることが分かります。

ここでは、足幅がやや広め(普段は3Eを選ぶこともある)の私が、両方のワイズを履いてみたリアルな感想をお伝えします。

個人の感想ではありますが、どちらのワイズを選ぶか迷っている方の参考になれば幸いです。

Dワイズのリアルな履き心地

まず、標準幅である「D」ワイズを履いてみました。

  • 第一印象:見た目はシュッとしていて、とてもスタイリッシュ。足を入れた瞬間は「意外と大丈夫かも?」と感じます。
  • フィット感:ジャストフィットと言えば聞こえは良いですが、正直なところ、親指と小指の付け根あたりにかなりの圧迫感があります。まさに「隙間なくぴったり」という感じです。
  • 歩いてみると:数分歩くと、圧迫感がじわじわと痛みに変わってきました。特に小指の付け根が靴の側面に常に当たっている感覚があり、長時間は絶対に無理だと確信しました。靴紐を緩めても、根本的な窮屈さは解消されませんでした。

足幅が標準〜細めの方なら快適かもしれませんが、私のような幅広足には「きつい」というのが正直な感想です。

2Eワイズのリアルな履き心地

次に、幅広の「2E」ワイズを試着しました。

  • 第一印象:Dワイズに比べて、明らかに指先に解放感があります。足を入れた瞬間に「あ、これだ」と感じる安心感です。
  • フィット感:指先周りに適度なゆとりがあり、指を自由に動かすことができます。それでいて、甲の部分や踵はしっかりとホールドされており、靴の中で足が遊んでしまう感覚はありません。
  • 歩いてみると:どこにもストレスがなく、非常に快適です。地面をしっかりと掴むような安定感があり、これなら一日中履いていても疲れないだろうと感じました。Dワイズで感じた圧迫感は全くありません。

私のような幅広足にとっては、2Eワイズが圧倒的に快適でした。

もしあなたが少しでも足幅に不安があるなら、まずは2Eから試してみることを心からおすすめします。

ニューバランス 574 2eとdの違いまとめ

  • ニューバランス574の2EとDの違いは足囲のことで、2Eの方がDより幅広な規格です。
  • メンズの「D」は標準幅、レディースの「B」が標準幅と、性別でワイズの基準は異なります。
  • 幅広・甲高と言われることが多い日本人の足には、一般的に2Eワイズがフィットしやすい傾向があります。
  • 「Dワイズはきつい」かは個人の足の形によるため、自分の足が幅広なのか計測することが重要です。
  • 人気モデルの996とは木型が違うため、同じDワイズでもフィット感が異なります。
  • ABCマート限定モデルはDワイズのみの展開が多いため、幅広の人は試着が必須です。
  • オンラインで購入する際は、必ず自分の足の長さと足囲を計測し、サイズチャートで確認しましょう。
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