ニューバランス996の最も大きな違いは、USA製の「M996」とアジア製の「CM996」です。
この2つは生産国が違うだけでなく、価格、素材の品質、そして履き心地が大きく異なります。
この記事では、M996とCM996の決定的な違いを、比較表などを使いながら分かりやすく解説します。
また、人気の574や旧モデルとの違い、レディースモデルの特徴についても触れていきます。
あなたの目的や予算に合った、最適な996を見つけるための手助けになれば幸いです。
ニューバランス996の知っておくべき基本的な違い

- USA製「M996」とアジア製「CM996」の決定的な違い
- アッパーに使われるスエード素材の品質の違い
- ミッドソールの構造と履き心地の違い
- シュータン(ベロ)のロゴデザインでの見分け方
- 「Nロゴ」の大きさと素材の違い
- アウトソールのパターンと耐久性の違い
USA製「M996」とアジア製「CM996」の決定的な違い
ニューバランス996で最も重要な違いは、アメリカ製の「M996」とアジア製の「CM996」の違いです。
簡単に言うと、M996は熟練の職人が作る高品質な高級ライン、CM996はそのデザインを受け継ぎながら価格を抑えたスタンダードライン、という位置づけになります。
この生産国とそれに伴う品質、そして価格の違いが、両者の最も決定的な違いと言えるでしょう。
一目でわかるM996とCM996の比較
| 比較ポイント | M996 (USA製) | CM996 (アジア製) |
| 生産国 | アメリカ | 中国、ベトナムなど |
| 価格帯 | 約30,000円~ | 約15,000円~ |
| アッパー素材 | 上質なピッグスキンスエード | 天然皮革、人工皮革など |
| 履き心地 | 包み込むようなフィット感と高いクッション性 | しっかりとした安定感のある履き心地 |
| シルエット | 全体的にシャープでスリム | M996のシルエットを忠実に再現 |
M996は、ニューバランスのクラフトマンシップを象徴するモデルです。
厳選された上質な素材を使い、アメリカの工場で丁寧に作られており、その分価格も高価になります。
一方、CM996は、M996の完成されたデザインはそのままに、生産拠点をアジアに移すことで、多くの人が手に取りやすい価格を実現したモデルです。
品質や履き心地を追求するならM996、コストパフォーマンスとファッション性を重視するならCM996、というのが基本的な選び方になります。
アッパーに使われるスエード素材の品質の違い
M996とCM996では、靴の表面(アッパー)に使われているスエード素材の質に大きな違いがあります。
M996(USA製)には、柔らかく毛足の長い高級な「ピッグスキンスエード」が使われており、見た目にもしなやかで上品な雰囲気をまとっています。
この素材感の違いが、両モデルの価格差と満足度に直結する重要なポイントです。
M996のピッグスキンスエード
ピッグスキンスエード(豚革)は、牛革に比べて薄くて軽く、通気性に優れているのが特徴です。
- 見た目:毛足が長く、光の当たり方で表情が変わるような高級感があります。
- 手触り:非常に柔らかく、しっとりとしています。
- 履き心地:履き始めから足に馴染みやすく、使うほどに風合いが増していきます。
この上質な素材感が、M996の持つオーラを生み出していると言っても過言ではありません。
CM996のスエード
一方、CM996(アジア製)のスエードは、モデルによって天然皮革や人工皮革が使われており、M996に比べるとしっかりとした硬めの質感が特徴です。
- 見た目:毛足は短めで、均一な表情をしています。
- 手触り:ハリがあり、丈夫な印象を受けます。
- 履き心地:最初は少し硬く感じるかもしれませんが、その分型崩れしにくく、日常使いでの耐久性に優れています。
どちらが良いということではなく、M996は「育てる楽しみ」がある革製品のような魅力、CM996は「気軽に履ける」普段使いに最適なスニーカーとしての魅力があります。
この素材の違いを理解すると、より自分に合った一足を選べますよ。
ミッドソールの構造と履き心地の違い
ニューバランスの履き心地の心臓部である「ミッドソール(靴底の中間層)」にも、M996とCM996では明確な違いがあります。
M996(USA製)は、衝撃吸収性と安定性を両立した「ENCAP(エンキャップ)」構造を採用し、包み込むような快適な履き心地です。
対してCM996(アジア製)は、安定感のある「C-CAP(シーキャップ)」を2層構造で搭載し、しっかりとした歩行をサポートします。
M996の「ENCAP」
ENCAPは、衝撃吸収性に優れたEVA素材を、より頑丈なポリウレタン素材で包み込んだ構造です。
- 特徴:柔らかいクッションを頑丈な壁で囲んでいるようなイメージです。
- 履き心地:着地時の衝撃を柔らかく吸収しつつ、左右へのブレを防いでくれます。沈み込むような、安定感のある快適さが魅力です。
長時間歩いても疲れにくく、ニューバランス最高峰の履き心地を体験できます。
CM996の「C-CAP」
C-CAPは、EVA素材を圧縮成型し、クッション性能の耐久性を高めたミッドソールです。
CM996では、このC-CAPを硬さの違う2種類で組み合わせた2層構造になっています。
- 特徴:硬さの違うスポンジを重ねているようなイメージです。
- 履き心地:M996のENCAPに比べると硬めの履き心地ですが、その分安定性が高く、地面をしっかりと捉える感覚があります。ヘタリにくいのもメリットです。
日常使いには十分すぎるほどの快適な履き心地を提供してくれます。
柔らかく上質な乗り心地の高級車(M996)と、しっかりとした足回りのドイツ車(CM996)のように、履き心地のキャラクターが異なると考えると分かりやすいかもしれません。
シュータン(ベロ)のロゴデザインでの見分け方
M996とCM996を簡単に見分けたいなら、靴紐の下にある「シュータン(ベロ)」のロゴデザインを確認するのが一番手っ取り早い方法です。
ここを見れば、その靴がアメリカ製なのかアジア製なのかが一目で分かります。
M996(USA製)のタンには「MADE IN USA」の文字が誇らしげに刺繍されており、これが正規品であることの証となっています。
モデル別シュータンのデザイン
- M996 (USA製)
タンの上部に、「new balance®」のロゴと共に「MADE IN USA」という文字が刺繍されています。モデルによっては、アメリカの国旗(星条旗)をモチーフにしたデザインが施されていることもあり、特別感を演出しています。 - CM996 (アジア製)
タンには「new balance」と「996」というモデル名が記された、シンプルな織りネーム(布製のタグ)が縫い付けられています。ここに「MADE IN USA」の表記はありません。
なぜシュータンが重要なのか
シュータンのロゴは、単なるデザインの違い以上の意味を持っています。
M996にとって「MADE IN USA」の表記は、ニューバランスが誇るクラフトマンシップと品質の象徴です。
一方、CM996のロゴは、これがM996のデザインを受け継ぐライフスタイルモデルであることを示しています。
靴を履いている状態でも確認しやすい部分なので、友人やお店で996を見かけた際に、このシュータンのロゴに注目してみると、その靴の素性がすぐに分かって面白いですよ。
「Nロゴ」の大きさと素材の違い
ニューバランスの象徴であるサイドの「Nロゴ」も、M996とCM996では、その大きさと素材に subtle(わずかな)な違いがあります。
全体的に、M996(USA製)のNロゴはやや小さくシャープな印象で、CM996(アジア製)はそれより少しだけ大きいデザインになっています。
この小さな違いが、スニーカー全体の印象をすっきりと見せたり、カジュアルに見せたりする効果を生んでいます。
ロゴの大きさが与える印象
- M996 (USA製)
Nロゴが比較的小さく、位置も少しだけ後ろ寄りについているため、アッパーのスエード部分が多く見えます。これにより、靴全体がシャープで大人っぽい、洗練された印象になります。 - CM996 (アジア製)
M996のデザインをベースにしていますが、Nロゴがわずかに大きめです。これにより、よりカジュアルで親しみやすい雰囲気を醸し出しています。
使われている素材の違い
Nロゴに使われている素材も、モデルの高級感を左右するポイントです。
M996では、上質なレザーが使われていることが多く、モデルによってはロゴの縁に光を反射するリフレクター素材が使われるなど、細部まで凝った作りになっています。
CM996のNロゴは、アッパーのカラーリングに合わせたシンセティックレザー(人工皮革)などが使われることが多く、統一感のあるデザインが特徴です。
ぱっと見では気づきにくい違いかもしれませんが、こうしたディテールの差が、M996の持つ独特の高級感とオーラに繋がっているのです。
アウトソールのパターンと耐久性の違い
普段はあまり見ることのない靴の裏側、「アウトソール」にも、M996とCM996では違いが見られます。
M996(USA製)のアウトソールは、耐摩耗性に優れた素材を使い、地面をしっかりと掴むための複雑なパターンが刻まれています。
CM996(アジア製)も、M996のデザインを踏襲しつつ、日常使いに十分なグリップ力と耐久性を持つように設計されています。
M996のアウトソール
M996のアウトソールには、ランニングシューズとしてのルーツを感じさせる、機能性を重視した設計が施されています。
- 素材:かかと部分など、特に摩耗しやすい箇所には「ブローンラバー」といった、耐久性の高いカーボンラバーが使われることが多いです。
- パターン:屈曲性(曲がりやすさ)を高めるための溝や、様々な路面状況でグリップ力を発揮するための複雑な凹凸がデザインされています。
これにより、アスファルトの上でも安定した歩行が可能になり、ソール自体も長く使えるようになっています。
CM996のアウトソール
CM996のアウトソールは、M996のデザインを忠実に再現しています。
日常的な使用環境においては、十分なグリップ力と耐久性を備えており、滑りやすい場所でも安心して歩くことができます。
価格を抑えながらも、ニューバランスが長年培ってきた技術がしっかりと活かされている部分です。
ミッドソールの履き心地だけでなく、アウトソールの見えない部分にも、それぞれのモデルのコンセプトと価格差が表れていると考えると、靴選びがより一層面白くなりますね。
ニューバランス996と人気モデルの細かな違い

- 旧モデル「MRL996」と現行「CM996」の違い
- レディースモデル「WR996」のラスト(木型)の違い
- 定番「574」とのシルエットと履き心地の違い
- 最高峰「990」シリーズとのクッション性の違い
- 日本製モデルの特別な仕様と価格
- モデルによって異なるサイズ感の選び方
- あなたに合うのはどれ?目的別おすすめモデルの提案
旧モデル「MRL996」と現行「CM996」の違い
現在主流のCM996が発売される以前には、「MRL996」というアジア製の人気モデルが存在しました。
MRL996から現行のCM996へのアップデートにおける最大の違いは、「よりUSA製のM996のオリジンに近づいた」という点です。
シルエットやディテールがより忠実に再現され、履き心地も向上しました。
MRL996とCM996の比較
| 比較ポイント | MRL996 (旧モデル) | CM996 (現行モデル) |
| ミッドソール | REVLITE(レブライト) | C-CAP(2層構造) |
| シルエット | やや現代的でスリム | よりM996に近いクラシックな形状 |
| ヒール部分 | プラスチック製のスタビライザー | スエード素材のカウンター |
| インソール | シンプルなカップインソール | クッション性の高いPUインソール |
履き心地の進化
旧モデルのMRL996は、「REVLITE」という軽量なミッドソールを採用しており、非常に軽快な履き心地が特徴でした。
しかし、現行のCM996では、よりオリジナル(M996)の履き心地に近づけるため、安定感とクッション性に優れる「C-CAP」の2層構造に変更されました。
これにより、ただ軽いだけでなく、地面をしっかりと感じられる安定した歩き心地を実現しています。
見た目の忠実な再現
見た目においても、CM996は進化しています。
かかと部分のパーツが現行M996と同じスエード素材になったり、インソールのクッション性が向上したりと、細部にわたってオリジナルのM996へのリスペクトが感じられる作りにアップデートされました。
MRL996も名作でしたが、CM996は正当な後継者として、より完成度を高めたモデルと言えるでしょう。
レディースモデル「WR996」のラスト(木型)の違い
ニューバランス996には、ユニセックスモデルのCM996とは別に、女性専用に設計された「WR996」というレディースモデルも存在します。
このWR996とCM996の最も大きな違いは、靴の土台となる「ラスト(木型)」にあります。
WR996は、女性の足の形に合わせて、より細身でスタイリッシュに見えるように作られているのが特徴です。
女性の足にフィットする専用設計
- WR996(レディースモデル)
女性の足は、男性に比べてかかとが小さく、甲が低い傾向にあります。WR996は、そうした女性の足の特性に合わせて開発されたラストを使用しています。全体的にシャープで細身なシルエットは、足をきれいに見せてくれる効果があります。 - CM996(ユニセックスモデル)
男女兼用のラストを使用しているため、WR996に比べると少しゆとりのある作りです。足幅が広めの方や、ゆったりとした履き心地が好きな女性には、こちらの方が合う場合もあります。
見た目の印象と履き心地
シルエットの違いは、見た目の印象にも影響します。
WR996は、フェミニンなスカートやワンピースのスタイルにも合わせやすい、エレガントな雰囲気が魅力です。
一方、CM996は少しボリューム感があるため、カジュアルなパンツスタイルや、メンズライクなファッションと相性が良いでしょう。
また、ミッドソールの構造も異なり、WR996はよりシンプルで軽量な設計になっていることが多いです。
自分の足の形や、普段のファッションスタイルに合わせて、どちらのモデルを選ぶか検討してみてください。
定番「574」とのシルエットと履き心地の違い
ニューバランスの中でも996と人気を二分するのが、定番モデルの「574」です。
この二つのモデルの最も分かりやすい違いは、そのシルエットにあります。
996がシャープでスタイリッシュな「きれいめ」な印象なのに対し、574は丸みを帯びたコロンとしたフォルムで、「カジュアル」で親しみやすい印象を与えます。
シルエットとデザインの比較
| 比較ポイント | 996シリーズ | 574シリーズ |
| シルエット | 細身でシャープ | 丸みがあり、ボリューム感がある |
| トゥ(つま先) | スリムでスタイリッシュ | 丸くてぽってりとしている |
| Nロゴ | 比較的小さめ | やや大きめ |
| 印象 | 大人っぽい、きれいめ、都会的 | カジュアル、可愛らしい、ストリート |
このシルエットの違いから、996はスラックスやきれいめのスカートに、574はデニムやカーゴパンツ、スウェットなどによく合います。
履き心地とルーツの違い
履き心地にもキャラクターの違いがあります。
996は元々、舗装路を走るためのランニングシューズとして開発されたため、安定感としなやかさを両立した履き心地です。
一方、574はオフロード(未舗装路)を走るために開発されたモデルがルーツなので、より頑丈で安定感の高い、どっしりとした履き心地が特徴です。
どちらもニューバランスを代表する名作ですが、見た目の好みや普段のファッション、そして履き心地の好みによって、選ぶべきモデルは変わってきます。
最高峰「990」シリーズとのクッション性の違い
ニューバランスの900番台は、ブランドの技術の粋を集めたフラッグシップシリーズとして知られています。
その中でも最高峰に位置するのが、常に最新技術が投入される「990」シリーズです。
996と990シリーズとの最も大きな違いは、ミッドソールに搭載されたクッション技術の進化度にあります。
常に進化を続ける990シリーズ
990シリーズは、1982年に初代が登場して以来、V2、V3、V4、V5、V6と、約4年ごとにバージョンアップを繰り返してきました。
その時代のニューバランスが持つ最新かつ最高のテクノロジーが、常に990シリーズには搭載されています。
- 996:ENCAPやC-CAPといった、完成された「クラシック」なクッション技術。
- 990シリーズ(特に近年のV5やV6):FuelCell(フューエルセル)など、反発弾性に優れた最新のフォーム素材と、ENCAPなどを組み合わせたハイブリッド構造。
履き心地は「別次元」
996の履き心地も非常に快適ですが、最新の990シリーズの履き心地は、それをさらに上回る「別次元」の快適さと言えます。
まるでマシュマロの上を歩いているような柔らかさと、バネのような反発感が同居しており、一度体験すると他のスニーカーに戻れなくなる、という人も少なくありません。
もちろん、その分価格も996より高価になります。
996は完成されたクラシックカーの乗り心地、最新の990は最新鋭の高級セダンの乗り心地、と例えることができるでしょう。
日本製モデルの特別な仕様と価格
非常に数は少ないですが、ニューバランス996には「日本製」の特別なモデルが存在します。
これは、M996(USA製)をベースに、日本の高い技術力と最高級の素材を使って作られる、まさにスペシャルな一足です。
その特別な仕様と希少性から、価格はUSA製モデルよりもさらに高価になり、スニーカーというよりも革靴に近い価格帯で販売されます。
日本の職人技と最高級素材
日本製モデルは、ニューバランスと、日本の著名なシューズメーカーや工房とのコラボレーションによって生まれることが多いです。
- 素材:アッパーには、コードバン(馬のお尻の革)や、国内最高峰のタンナー(革なめし業者)が手がけたレザーなど、通常のスニーカーではまず使われないような超高級素材が採用されます。
- 製法:日本の熟練した靴職人が、一足一足手作業に近い工程で丁寧に作り上げます。ステッチの精密さや仕上げの美しさは、USA製モデルをも凌駕すると言われています。
- デザイン:元の996のデザインは尊重しつつも、素材の良さを最大限に活かすための、細かなアレンジが加えられています。
入手困難なコレクターズアイテム
日本製モデルは、生産数が極端に少なく、特定の店舗で限定的に販売されることがほとんどです。
そのため、発売されると即完売となることが多く、市場に出回ることは稀です。
価格は5万円を超えることも珍しくなく、まさにニューバランスファンや革靴好きにとっては、垂涎のコレクターズアイテムとなっています。
もし見かける機会があれば、その美しい作りをぜひ一度見てみてください。
モデルによって異なるサイズ感の選び方
ニューバランス996は、M996、CM996、WR996など、モデルによって靴の木型(ラスト)が違うため、サイズ選びには少し注意が必要です。
基本的には、USA製のM996はやや細身、アジア製のCM996は標準的、レディースのWR996はさらに細身、という傾向があります。
自分の足の形(特に幅)を考慮して、モデルごとに最適なサイズを選ぶことが、快適な履き心地への第一歩です。
サイズ選びの目安
- M996 (USA製)
全体的にシャープで細身の「SL-1」というラストが使われています。足幅が広い方は、普段のサイズより0.5cmアップを検討すると良いでしょう。 - CM996 (アジア製)
M996のシルエットを再現しつつも、多くの人の足に合いやすいように、少しだけゆとりのある作りに感じられます。基本的には普段履いているスニーカーと同じサイズで問題ないことが多いです。 - WR996 (レディースモデル)
女性専用の細身のラストです。足をすっきりと見せたい方には最適ですが、足幅が広い方や、ゆったり履きたい方は、CM996の小さいサイズを試してみるのもおすすめです。
失敗しないためのポイント
一番良いのは、やはりお店で実際に試着してみることです。
特に、高価なM996を購入する際は、必ず試着をしてフィット感を確かめることを強く推奨します。
もしネットで購入する場合は、レビューを参考にしたり、自分の足長と足囲(ワイズ)を測っておくと、サイズ選びの失敗を減らすことができます。
あなたに合うのはどれ?目的別おすすめモデルの提案
これまで996の様々な違いを見てきましたが、「たくさんあって、結局どれがいいのか分からない」と感じるかもしれません。
そこで最後に、あなたの目的やライフスタイルに合わせた、ぴったりの996モデルを提案します。
何を一番重視するかで、選ぶべきモデルは変わってきます。ぜひ、あなたに最適な一足を見つけるための参考にしてください。
あなたのタイプ別おすすめ996
| こんなあなたにおすすめ | 最適なモデルはこれ! | おすすめする理由 |
| 品質と履き心地にこだわりたい本物志向の方 | M996 (USA製) | 職人技による作り込みと上質な素材感、最高の履き心地は、所有する満足感を満たしてくれます。 |
| ファッション性とコスパを両立したい方 | CM996 (アジア製) | 手頃な価格で完成されたデザインを楽しめる、最もバランスの取れたモデル。カラーも豊富です。 |
| 足をすっきりきれいに見せたい女性の方 | WR996 (レディース) | 女性専用の細身シルエットが、フェミニンなスタイルにもマッチします。 |
| 他の人と被らない、特別な一足が欲しい方 | 日本製モデルやコラボモデル | 入手は困難ですが、素材も作りも最高峰。究極のこだわりを求めるならこれしかありません。 |
| 996と574で迷っている方 | 996(きれいめ) or 574(カジュアル) | シャープな服装が多いなら996、カジュアルでラフな服装が多いなら574がおすすめです。 |
この表をヒントに、ご自身のファッションやスニーカーに求めるものを考えてみてください。
きっと、あなたの毎日のコーディネートを支えてくれる、最高のパートナーとなる996が見つかるはずです。
ニューバランス 996 違いまとめ
- ニューバランス996の最も大きな違いは、高品質なUSA製「M996」と、手頃なアジア製「CM996」です。
- 簡単な見分け方はシュータンのロゴで、「MADE IN USA」の表記があるのがM996です。
- M996は上質なスエードとENCAPソールで、包み込むような履き心地が特徴です。
- CM996はC-CAPソールを搭載し、しっかりとした安定感のある履き心地を提供します。
- シルエットの違いとして、996はシャープ、定番の「574」は丸みのあるカジュアルな形です。
- レディースモデルの「WR996」は、女性の足に合わせたより細身の木型で作られています。
- モデルごとにサイズ感が異なるため、特にUSA製M996を選ぶ際は試着をおすすめします。
